やついフェスティバル2015 1日目 レポート 感想 ~『僕の(フェス)童貞を奪ったのは、やついいちろうでした。』6月20日(土)編~

<

10 / 10 ページ

著者: 桑原 和也


 不夜城、ドン・キホーテに身を寄せることになる。


こんなに緊張した、ドン・キホーテはない。


新宿の不夜城のシンボル。ドン・キホーテ。


「龍が如く2」をやっていたときには、


こんな国際色豊かな付き合いができる人材になれるとは、思わなかった。




 まず、一階が激混み。


身動きがとれない状態だった。


そして、ほとんどが外国の方だった。




 ちゃんと、コートニーと離れ離れにならないようにならなければ。


コートニーは、るんるんだった。




二階に移動し、なんとな~く、店をさらっと回る。


コートニーは、しきりに、「ヤスイ!!」と、言っていた。


「これ、ワタシもツカッテマス。」と言って、つけまつげを指さしていた。




 おしゃれに気を使っているんだな~と、感心していた。




電動歯ブラシを指さし、


 「This is awabi place same!」


これ、アワビと同じ値段だよ!と言うと、


Courtney
「Wao!」



と、びっくりしていた。




 ペンシルベニアからやってきたシンデレラは、


京王プラザホテルへ戻らなければならない。


そんな寂しい思いをしていたら、シンデレラはこう言った。






 

Courtney
「アシタ、アキハバラ、イキタイです・・・。」





僕は、二つ返事で、快諾した。


秋葉原は、コートニーにとっても、


自分にとっても、聖地である。






二人は手を繋ぎながら、明日への楽しみを語っていた。




ドン・キホーテから、京王プラザホテルまでの道のりの中で、




「コートニーの、卒業の試験は、何だったの?」と聞いた。






そうしたら、「数学!」と答えていた。




後日、スカイプのチャットで分かったが、


自主学習で、数学の知識を吸収していったとのこと。




 本当にコートニーは、努力家で、自分の自慢の友だちである。






コートニーを、送った後、渋谷のカプセルホテルへ戻る。




今日は疲れた。




 楽しい高揚感と、疲労感のうちに、床に就く。











著者の桑原 和也さんに人生相談を申込む