闘病記の再構築 第1回

次話: 闘病記の再構築 第2回
著者: hataya kazunori

前半


はじまり

 骨髄移植を終えて、しばらくしたある日のこと。主治医から「闘病中はまわりを見る余裕はなかったでしょ。元気になったことだし、今回の経験を思い返してみてはどうだろう。今だから気づくことがあるかもしれない」と言われました。

 私は「そのとうりだ」と思いましたので、アドバイスどおり振り返ろうとしましたが、かなりの時間が経過していましたので、詳細は思い出せなくなっていました。ためしに、当時に読んでいた本をひらいてみると、折にふれてポツリポツリと記憶がよみがえってきました。


●コメント

思索の過程を明らかにするために時系列に記します。

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闘病記の再構築 第2回