私が産まれ育った家族の話1

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著者: 菜美らぼ リリー

私の産まれた家庭

父と母と兄3人、そして私。

私は4人きょうだいの末っ娘に生まれた。

父は外で不倫をして内で暴力を振るう

世にいう最低な父親だった。

父の職場は、感謝されることが多いものだったが、

それゆえか責任は重く、ストレスも多くかかる仕事だったのだろう。

仕事から帰ってきては、

もう辞めたい、お前らがいるから辞められない、

転勤したい。と愚痴をこぼしていたと聞く。

そんな仕事のストレスを晴らすのは、

職場での不倫、

妻への暴力、子どもへの暴力だった。

母はちょっと間が抜けていて、

とんちんかんなところがある。

そんな天然さが余計に父の癇に障ったのだろう。

顔に大アザを作ることもあった。

子どもも男の子3人、うるさくないわけがない。

やんちゃ盛りの男の子3人、

父は暴力で子どもを黙らせていた。

そんなところに私が誕生したわけである。

つづく。

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私が産まれ育った家族の話2