好きな人の好きなものを好きになる

著者: Nohara Aya

私がここでストーリーを書く理由。

とても尊敬できる、優しくて面白くて自分を持ってる。そんな人でした。

そんな彼を好きになったのは、3年前の夏。

短期派遣のイベントスタッフをたまにやりながら、適当に過ごしていた夏。

そのイベント先に彼はいました。

同じ派遣スタッフとして一緒に働いて。

その時は特に印象には残らなかった。

けど、帰り道イベント帰りで道は激混み。

あー、まじかー。つらぁーとか思いながら、一緒に働いてた人数名で駅までの道をおしゃべりしながら歩く。

その時なんやかんや話してて、連絡先を交換した。

それから私達はたくさんLINEのやり取りをして、夜に電話とかしちゃって。

お互いの夢や、好きな音楽や、今までの事を話しながら仲良くなった。


すっごく楽しくて、彼が話す言葉は何もかもが心に響いた。


次第に私は彼に心を奪われていた。


大好きになっていた。


今までの自分からは想像できないくらい、積極的にアピールもしたつもりだし、くよくよ悩んで今まではしてこなかった相談を周りにしたり。


とにかく好きだった。


そんな私にトキメキの大チャンス到来!


彼から江戸川の花火大会に誘われました////!


もう嬉しすぎた。


浴衣なんて暑いし、人混み好きじゃないし、しかも江戸川遠い〜。。


とか今までの自分なら言ってたと思う。


でも彼となら!オールオーケー!!!!


花火大会はとても楽しかった。

綺麗だった。

スマホのカメラで写真に収めようとする私に彼は、俺は瞳に焼き付ける。

的な事を言って、そんなくさいセリフさえもステキだなと思えた。


彼と浴衣で花火を見て、手をつないで歩く。

ちょーいい感じなんですけど!


でも、結局その日は終電で帰り、何もなく。。


それからも連絡はたまに取り合いながらも、だんだんと薄れていった。


そして連絡も取らなくなった。


それからもう3年も経つ。


私はこの3年間夏になると思い出す。

花火大会の季節になると思い出すり


そして、あー、元気かなー。

まだちゃんと夢追ってるかなー。

わたしのことおぼえてるかなー。

またどこかで会えないかなー。


そんな時に思い出した。

このサイトの話をした事。

とりあえずFacebookで彼を探す。

発見!いぇーい!

やっぱり。ストーリーを投稿してる。

彼が好きなストーリー。

私はストーリー好きな彼が好き。

彼が好きなストーリーを読み、彼が書いたストーリーを読み。

私もストーリーを好きになり、ストーリーを書く。


彼が好きなものを私は好きになる。


そうゆうこと。






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