私の宝石物語〜タンザナイトvol.2〜

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前話: 私の宝石物語〜タンザナイトvol.1〜
著者: Asaka Misuzu

それから9ヶ月後の春。


「美鈴さんの名前が書いてある石が来ました!」と

hitomiから電話があった。


「どういうこと?」


「見るからにMisuzu Asakaってかいてある宝石なんですよ!」と興奮気味のhitomi。


時々、

『私はこの人に嫁ぎますから!』と宣言している石があるようだ。


ジュエリーエネルギーアドバイザーのhitomiには

まるで名前が書いてあるかの如く見えるらしい。



そう聞いて、すぐに銀座のサロンに行った。


その石を見た瞬間、

「あ、これは私の石・・・」と自分でも思った。


後に聞けば銀座のスタッフも

「これ、美鈴さんの石だね〜」と言っていたくらい、
その石は私を彷彿させていたらしい。



左掌に乗せると案の定、体感がものすごい。

そして掌を見るとキラキラと輝いている。



人の波動と石の波動がシンクロした時に

温かく感じたり、スーッと抜けるような感覚があったり、足元からじんじんと響いたり、

わけも分からず涙が出たり・・・

人によって感じ方は様々だが何らかの体感がある。



その中でもごく稀に、

本当にその人にぴったりと合う石がフィッテイングされると

金粉が出ることがあるのだが・・・



まさにその石は私の石だった。



【カボションタンザナイト】



カボションとは宝石のカット法の一つ。

丸く表面を滑らかに研磨してあるので、宝石そのものの美しさが出るのだ。

*キャッツアイとかスタールビーとかはすべてこのカット。



特にタンザナイトは石の中にインクルージョン(内包物)があって

それが曲面からのぞき込むと、まるで宇宙のような深遠さを感じさせる。



そもそもタンザナイトは多色性


見る角度、光の加減によって

色が青色に見えたり、紫色に見えたり、緑やピンクや様々な表情を魅せてくれる。


最初のFCタンザナイトは淡いブルーにグリーンと紫色が少々入ったような色合い。

今回のカボションタンザナイトは濃いブルーに紫、ピンクが入ったような色合い。


同じタンザナイトでも全く見え方が違う、個性豊かな石だ。


前回のFCタンザはペンダントにしたので

セットでつけたくて
この石は指輪にしたいなぁと思っていたら

エネルギー的にも指からのほうが入りやすいので願ったとおりになった。



*注 ここの宝石店で扱う石は人が選べないのが面白いところ。


まず、エネルギー的に合わない宝石は売ってくれない。

私、この人に嫁ぐわ!と石が嫁ぎ先を決めるのだ。


ペンダントにするのか、指輪にするのかも石が選ぶし


指輪だったらどの指がいいのか、どんな枠がいいのか・・・それも石が選ぶ。



私達が着る洋服によってテンションがあがるように

宝石も枠のデザインによってエネルギーが変わる。


合わないデザインのものは裸石(ルース)で持ったときよりもエネルギーが落ちるし

逆に合うデザインのものはルースよりもはるかに強い体感を得る。


石に意思があるんだよね、不思議でしょ^^




今回の指輪は左の薬指からが一番エネルギーが入りやすく

枠も両隣にダイヤがあしらわれていてちょっと豪華なものになった。

石自体が7,21ctといきなり大きくなったので

その存在感たるや半端ない!



今まで、そんな大きな指輪をしたことがなかったから

躊躇したものの、仕上がってきたものをつけてみたら

あら不思議!


すごく合ってる〜〜〜♪♪



やっぱり自分のエネルギーにあっているものだから

見た目にもしっくりくるんだなって思った。



もう一つ不思議なことが。


フィッティングのとき(つまりルースの状態の時)は

男の子のような風貌だったのが


指輪として仕上がってきたら

レディな顔に様変わりしていたのだ。



それ以降、この子は

私がシフトチェンジするたびに表情や醸し出すエネルギーが変わっている。

そして色も変わる。透明度も変わる。


実に興味深い^^

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