会社設立後の離婚、そして倒産危機からどうやって会社を軌道に乗せたのか?!
やり直しの交渉も叶わず
お互い会って離婚届を出す日が決まった
そんなある日
いつものように
死人のような精気のない中で
デスクに伏せて昼寝をしていたとき
こんな言葉が降りてきたんです。
“もったいない”
“もったいないよ~”
亡くなった母親の声だったのか
父親の声だったのか
・
・
・
ふと、伏せていた頭を上げ天井を見上げながら
もったいないよね
このまま人生が終わったらもったいないよね
そう思えたのです。
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もったいない!
・・・
昔から人当たりがいいと言われ
デザインだって下積みから実績を上げてきて
新聞配達をしながらデザインの学校だって通い
母親や父親が学生時代に亡くなった後
祖父母に育てられて
今があるんじゃないか!
それで
離婚したからって
相手を恨んで
死んでしまっては・・・
もったいなさ過ぎるじゃないか!!!
今すべき事はなんだ?!
会社を復活させて
こんなどん底を超えた
いい男に生まれ変わることだ!
そう思えたのです。
いい男はさておいて
会社を復活するには
何をすべきか?!
考えました
調べました
既に起業している友人知人に会って
アイデアをたくさんもらいました。
そして、何でもない
シンプルなことを始めたことで
会社は軌道に乗りました。
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会社を軌道に載せた
何でもないシンプルなこと
それは、
広告デザインを作り上げる力を必要とする会社と
繋がることです。
当たり前すぎますが
広告デザインの力を“必要”とする会社を
探すことです。
誰か仕事をくださいー!と言ったところで
仕事をもらえるはずもなく、
会社という会社に
電話するとか
作品や実績を送りつけても
既に解決策を得る取引先で
十分なところでは意味がありません。
広告デザインを作り上げる仕事を
既存取引先以外で
“外にお願いしたい”会社がどこか
そこがポイントとなります。
それが分かれば
流れが絶対に生まれるはず!
そこからいよいよアクションに移っていきました。
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アクションとは
まずは広告デザインを扱う会社がどこかを探し
アプローチすることです。
それは
求人広告の
『広告営業、企画営業』募集のページにありました。
決して広告デザインのデザイナーを求めているところではなく
広告営業、企画営業を求めている
広告デザインが頻繁に動いている会社です。
先の広告デザイナーを求めているところは
技術的な下請けとなるデザイナー
言うことを聞いてくれる作業マンの求人
それでは自分は活かせないと思ったのです。
後者の広告営業、企画営業を求めている部署に
電話、メールをしていきました。
著者の風間 俊太郎さんに人生相談を申込む