ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part4 ~サヨナラ元気な自分~

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前話: ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part3 ~家族全員ぶん殴ってやる~
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ただ、ちょうどその頃、

10月頃で、修学旅行が控えていました。




京都、奈良、兵庫の修学旅行でしたが

行くか行かないか迷いました。



とても行ける状態ではなかったですし

行っても友達に迷惑をかけるだけだと思いました。




それでも、友達の勧めもあり、

とりあえず行くことにしました。




でも正直、行かない方が良かったと後から後悔しました。



なぜなら、友達にかなり気を遣わせたからです。



普通、修学旅行の夜ってみんなワクワクすると思います。



僕と同じ部屋の友達は最悪だったと思います。

僕はすぐ寝ました。



「なんか話してほしかった」と

友達がボソッと言うのが聞こえました。




学生生活最後の修学旅行は、何も楽しくありませんでした。



普通、お土産や自分の欲しいものを買うと思いますが、

僕は一銭も使いませんでした。


というか、使えませんでした。



自分に全く興味がなかったからです。



僕はそんな自分にショックを受けました。






修学旅行から帰ってきて、

いよいよこの日で授業は最後だと決めていた日がやってきました。




最後の授業は、英語の授業でした。





僕は、もう座ってるのが限界で

授業中に手を挙げ、


「先生、寝転がっていいですか?」

と、ちょっと半泣きしながら聞きました。




そしたら、先生たちの中では噂になっていたんでしょうね。




優しく


「いいよ」と言ってくださいました。




僕は一番最後の授業を

後ろで寝転がりながら受けました。





進学校で、東大や京大にも受かるような生徒を輩出している学校で

僕は寝転がりながら授業を受けました。



前代未聞だったと思います。






僕がおかしくなってから、

クラスの人たちがなんて思っていたのか

僕は全く知りません。



幸い、バスケ部が3人いたので居心地が悪いことはありませんでした。




1つだけ、この時に気付いていたけど

クラスのみんなに「ありがとう」を言えなかったことがあります。




それは、ずっと僕の席を一番後ろにしていてくれたことでした。



席替えはどこの学校にもあると思いますが、

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