ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part4 ~サヨナラ元気な自分~

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前話: ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part3 ~家族全員ぶん殴ってやる~
次話: ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part5 ~神様は唯一幸せになれない人間を作った~


でも、学校も行けなくなって

自然と一人の時間が増えてしまって

ウツに苦しめられる時間が増えてしまいました。








そんな自分に耐えられなくなり

僕は中学に行き、

泣きながらカウンセリングルームに行きました。



親友のシュンが中学時代お世話になった先生に会いたかったからです。




それが最後の光でした。






高校生が泣きながら中学に入っていくなんて

考えられない話ですが

そんなことはどうでもよく、

もういっぱいいっぱいでした。






カウンセリングルームに入ったとき、

先生は優しい顔で待っていてくれました。




そして、何も言わずずっと手を握っていてくれました。




僕はその時初めて、

人の手ってこんなに温もりがあるんだと思いました。






僕はずっと泣いて、

先生はずっと握っていてくれました。






しばらくして、



「今まで溜めていたものが溢れ出したんだね」


と、優しい口調で言ってくれました。




「簡単じゃないけど、自分を赦せたら一番いいのにね」

とも言ってくれました。





自分を赦す・・・






僕には永遠にできないと思いました。






というより、自分を赦すなんて

したくないと思って生きていました。



自分を赦すことが気持ち悪いと思っていました。




だから、先生の言葉は耳には入りませんでしたが

僕はその先生がいてくれたおかげで救われました。




存在に救われました。




本当に人類の鏡のような人でした。






その日からたまに先生の自宅まで会いに行くようになりました。




僕にとっては癒しの時間でした。



唯一、心が休まる時間でした。










でも、残酷なことに

また更に奈落の果てへと落とされる事件が起きたのです。




つづく。

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