国際結婚と子どもの日本語教育
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5日間毎日小学校に行き、
各クラスを訪問して日本を体験してもらいました。
質問タイムを設けると、みんな一斉に手を挙げます。
休み時間になってからも質問攻めでした。
毎日日本を紹介しましたので、
フランス人の子どもたちも
毎晩両親に日本のことを話していたはずです。
身体も声もクタクタになった5日間でしたが、
終わった後の反応がものすごくよかったです。
子どもたちは、私を遠くからでも見つけて挨拶をしてくれるようになりました。
ご両親からも、
「子どもが生き生きして日本のことを話してくれた。私もとても嬉しい。本当にありがとう」
と何度言われたことでしょう。
うちの2人も学校でしばらくは質問攻めだったようです。
「折り紙やって~!」
「教えて~!」
「私の名前を日本語で書いて~!」
「日本の小学校ってどんな感じ~?」
そして、
わが家に遊びに来たいフランスのお友達が
ドーーーーンと増えました。
お誕生日会にも毎回20人。
(^_^;)
・・・・・・・・・・・・・・
この経験なくして我が家の子どもたちの日本語教育は成り立たなかったと思っています。
この経験があったからこそ、子どもたちは
安心して
日本語や日本文化に取り組むことができた
と確信しています。
日本語を学ぶには、本や教材などの【道具】も大切だとは思いますが、
その前に、
時々は
お子様が心から安心して取り組める環境ができているかどうかに目を向けてみるのもいいかと思います。
お読みいただきありがとうございます。
私の経験がどなたかのお役に立てば幸いです。
m(_ _)m
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