第十二回 記憶の扉 ~ゴルフスイング~

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著者: Kanamori Junki



Gollf Swing truth is what stands the test of experience.


ゴルフスイングの真実とは、経験という試練に耐える物のことである



... 私のスイングは、Tiger Woodsから始まったゴルフリハビリだった。




あの時、世界No1 ゴルファーのスイングを求めた。




Tigerの子供のときと同じようにパターから学び始めた。




体は、上手く動かせない。




はじめにゴルフの頭を重点に構築していった。




時を得て、運命の出会いがあった。




その名は


~Ben Hogan~




Tiger Woodsの書物からBen Hoganを知った。




ゴルフの基本、スイングの聖典と呼ばれるレッスン書があることを知りえた。




その後に




私はHoganの人物に引かれていったのだった。




ホーガンは、交通事故による瀕死の重体、重度の後遺障害を負った。






その体から、奇跡の復活をはたした。




このエピソードに胸を打ちぬかれたように私は引き込まれていった。




何かに取り付かれたようにHoganの伝記を探し、読みふけていた。




その後、英語版の5lessonsが手元に届く。




youtubeに流れるHoganのスイングの虜になっていった。




私は、知りえたHoganのスイング作りのプロセスを貫き通した。




それができたのも、ホーガンと同じように下肢に障害を負い動かない体だったからだ。




だから、私はホーガンが理解することができた。




ホーガンと同じように何度も木の枝のように倒れながらクラブをゆすった。




時折、私の練習場でのスイングを見た人に質問を受けることがある。




”歩いてる姿は障害があるけどゴルフスイングは別人で障害を感じさせないようになった。”




”何でそんなに打てるようになったのかと”




この問いには、なるべく笑ってホーガンと同じだからですよと答えるようにしている。




重度の障害で立つこともままならなかった人間が




ゴルフスイングができるようになるとは誰も思わなかっただろう。




練習場で球を打ちはじめの頃は、皆が哀れみの眼差しで見ていたのだから…。

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