【合格体験記】学年最下位から全国模試で1位になって京都大学に合格した話

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著者: 篠原 好




そして、最もショッキングだったこと……


中学3年生の時は、好きな女の子にフラれました。


今でも覚えています。6月4日。


泣きっ面にハチで、その日の部活で肩を脱臼しました。




この後も、足の親指を脱臼したり、肉離れを起こしたり、腰をいためたり、


ケガの多い部活動生活だったのですが、


フラれた直後ということもあり、この肩の脱臼が1番印象に残っています。






一方の勉強は、というと、まったくのダメダメでした。


高校1年生の時に、化学の授業が本当につまらなくて、


もともと好きではない勉強が


ドンドン嫌いなりました。




当時、和田秀樹さんの本を読み、


「受験で使わないなら勉強しなくてもいい」


と思ったことをキッカケに、


ただでさえ成績が悪い化学は、もっと勉強しなくなりました。




結果、


化学の小テストで0点を連発。




化学で学年最下位を取りました。




ちなみに、


このテストの結果は掲示板に貼り出され、


学年最下位は僕(柔道部員)、


学年の下から2番目(ドベ2)は柔道部のキャプテン、


学年の下から3番目(ドベ3)は柔道部員、


と、まさに「柔道部3バカ」でした。




こんな成績だと、父親が怒るので、


母親に頼み込んで「いい成績」を取っていることにしてもらいました。


いうならば、父をだますために、成績を捏造していました。


(ごめん父さん…)






部活を引退してからも、


あまり成績が上がりませんでした。




高校3年生の時、PSPがマイブームになり、


「グランドセフトオート」というゲームを受験勉強もせずにプレイしていました。




このPSPは


「学年の女子全員に告白すれば、俺のPSPを10円で売ってやる」


と友達が冗談半分で言ってきたので、


「じゃあやってやるよ!」


と本当に学年の女子全員に告白して10円で買ったものでした。






そんなこんなだから、成績は当然ズタボロでした。










=====【②】あこがれ=====

しかし、京都大学には行きたかった。




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