【合格体験記】学年最下位から全国模試で1位になって京都大学に合格した話

<

4 / 14 ページ

>
著者: 篠原 好



それでも、


生意気な僕は京都大学総合人間学部を志望し続けました。




ずっと、京大に行くと、先生にも、親にも、友達にも、言いふらし続けました。






ただ…


結果はついてきませんでした。




いや、結果がついてくるような勉強をしていませんでした。


質も悪く、量もこなさず…




『ラブひな』というマンガにハマったり、


定期テスト前日にケータイで夜4時までメールしたり。






そして、


最悪なことに直前期にひよって志望校を変えました。




「阪大なら、受かるだろう」


と思ったのです。




これがバカだった。


正直、阪大を(というよりも受験勉強そのものを)、ナメていた。




結果は、不合格。


阪大受験が終わった瞬間に「落ちたな」と思いました。


合格発表の日は、ふて寝しました。




帰りの空港で、同じ高校で同じ阪大を受けた友達に会いました。


ものすごく、バツが悪かった。






後期試験は横浜国立大学を受験しました。


しかし、受験前日、東日本大地震。




横浜のホテルに泊まっていたところ、強烈な横揺れ。


「あ、死ぬな…」


と思いました。




横浜は震度5強。


試験は中止になり、そして僕は不合格となりました。










「僕は、受験をナメていた……」


悔しかった。


「浪人してでも、京大に行きたい」と強く思った。


後悔し、反省し、そして、勉強しました。




試験前よりも、試験後の方が勉強しました。








しかし、「落ちたら高卒で働け」と言われていた僕は、


・落ちたけど、受験勉強を続けさせてくれ


ということと、


・しかも予備校に100万円払って、予備校に行かせてくれ


著者の篠原 好さんに人生相談を申込む