およそ、20人程の未成年の子たちと生活した男の話
今思えば、学校に無理に戻る必要はないと思った。
何かのルールの為だけに自分を
ジャッジしていたように思う。
社会のため…?
常識だから…?
親の為…?
カウンセリングを通うように
なってから
母親と暮らす生活の違和感が
増えた…
リストカット、
母親の独り言、
夜歩き、
部屋に南京錠、
何故か押し入れで寝る、
同じことをやってしまったり、
確認することが増えた…
「どうしたんだろう…」
「歳でそんな急に老いるはずもないし…」
「真夜中一人で出歩いて何をしているんだろう。」
なんだか急に寂しくなった…。
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同じくして、
バラバラになった家族の1人
私の兄が突然訪ねてきた。
私の母親はバツイチで
兄は、以前一緒だった父親の子供にあたる。
兄は以前の父親と生活してきた
記憶があり
母親の過去を全て知っていた。
そして、母親とともに暮らしてきた人間の一人だ。
兄が来た理由はひとつ。
「母親」の事を伝えに来た。
私も正直、母親の異変には薄々気づいていた…
でもそれは、自分の責任と思っていた。
兄は、これから私たち二人に起こることを忠告してくれるかのように話してくれた。
実の兄の件
家庭であった事
そして、
なにより「病気」の事
……
はじめ聞いた時は
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