経験中の時代〜中2から中3へ。青春と、時間が過ぎる早さを初めて体験した若き日々〜

1 / 2 ページ

>
前話: 経験中の時代〜中学生ってなんでこんなにアホなのかしら。でも中3最高!受験も無いし!内申点気にしない!
著者: August Naz

25歳過ぎたらマジあっという間だから〜〜


という決まり文句はただの事実である。
もう30歳も目前の春先。

年を取るのが嫌なのではない。
アラサーで結婚の予定の一つもないのがイヤなのだ。

昔から周りに「あんたは結婚は遅いだろうね!」
と言われてきたが、
ハハハなんて言ってるうちにこれだ。
言葉には得体の知れない力があるようだ。


さて、
本当にアホな中2だったがやっと中3になったところから始めます。

この時代を生きていた私が思っていたことは、
時間が過ぎるのが早いってこのことか!ということ。

何ヶ月というある程度のスパンが、あれよあれよと過ぎるあの感覚ね。

ところで中3、新学期のラッキーだったことは
あのZと同じクラスになったことだった。

いえーい!って感じ

しかもたまたま一番後ろの席で2人隣同士の席。

楽しいの一言に尽きたww

修学旅行も気持ちが弾みますな!

オーケストラ部のほうは
中3の途中で辞めましたー。
毎日遊び呆けてましたー。

そしてそんな中
つるむ友達が5人に増えました。

きっかけは忘れたけど同じクラスのこの5人でしょっちゅう遊ぶ日々。

カラオケの時の様子とか残ってたら今でも笑えるだろうな〜。

とにかく土日学校が休みなことを恨むほど楽しかった。

そんでまた担任もナイス人事!って感じ〜

社会が担当教科、女の既婚、若くないがパワフルな先生。名前をCとしよう。

中2で散々なことをしたにもかかわらず、Zと同じクラスになれた幸運に加え、
担任にも恵まれた。

あたしら仲良し5人組は、Cに目にかけてもらっていた。
気にかけてくれていた。
気にしていた。
というか監視されていた気がする。笑

もちろん中2の出来事は把握してるでしょう。

そもそも警戒されてたはず。

あたし達はというと、
昼休みに教室の後ろの窓際へCDプレーヤーを持ってって
ORANGE RANGEのアルバムを聞きほうけていた。
毎日毎日爆音で。
ノリノリで弁当食うみたいな笑


迷惑。


でもCはそんなあたしらを頭ごなしに怒るみたいなことはしなかったと思う。
そんな記憶ないもん。

なんか「おかん」みたいな感じ。
名前とか呼び捨てにされてたけど嫌な気がしない感じ。

なずみ〜!

なーにー?

って言えるあの感じ。

どんな感じだよ。


今でも焼き付いてるCの言葉がある。

ある日教室で
あたしとZと5人組のうちの1人がCと話してた。もう1人をKとしよう。

あたしにCは

「なずみは良いことが判断できる」

Zに

「Zは悪いと分かっててやる」

Kに

「悪いことと良いことが分かってない」

と言った。

吹いたww

Kはうちの学校では一瞬で呼び出しくらう茶髪にする行為とか
どうどうとやってみちゃうタイプで

勉強結構できるし頭の回転が良い。

正しいと思ったことは曲げないけど
先のことはちゃんと考えてる。
かと言って先を恐れず思い切りがいい。

相手の意見を受け入れたふりができる。
けど腑に落ちてないのが顔に出てる。みたいな子ww

著者のAugust Nazさんに人生相談を申込む