私が自由を求めるワケ 13(最終話)

著者: Kayo Satou

自宅でヨガ教室を始めた私ですが、

レッスンの申し込みは全然ありませんでした。

今思えば、
ホームページを作成し、
チラシを一度近所に配っただけで、
看板も出さずにひたすら待っているだけでしたので、
誰も来るハズが無い事は分かりそうなものですが、
当時はそれで来ると思っていました。

A4のワードで作成した看板の様な物を
玄関に貼ってみても、
全く反応はありませんでした。

完全に商売を甘く見ていました。

私は、どうしたものか、と思いました。

教室繁盛のためのオンラインセミナーを受けて、
フェイスブック広告を打ってみたところ、
少し反応はありましたが、
継続して通ってはもらえませんでした。

もっとちゃんと商売について学ばなければなない事を、
痛感した私は、起業塾の様なところに入りました。

そこで色々を学んでいるうちに、
コーチングというものの存在を知りました。

今までも耳にした事はあったとは思いますが、
自分には全く関係の無い事だと、
どういうものかを調べてみようともしませんでした。

そこでセルフコーチングという、
自分に対するコーチングをしてみた事で、
今まで気が付かなかった事に気が付きました。

自分が今まで何を求めて来たのか、
自分は何をしたいのか、
自分のこれからの人生をどうすればいいのか、
などに気が付けたのです。

私は、幼少期からの厳しい親の干渉と束縛により、
結婚して親から離れても
常に親に見張られている様な感じがしており、
ちゃんとしなければならない、
ちゃんとしなければ親に怒られたり、
ダメ出しをされたりするのでは無いかといつも恐れ、
いつも心が「不自由」でした。

なので、いつも自分に高い基準の要求をし続け、
心が疲れ果ててしまったのです。

私はいつも何にも縛られない
「自由」を求めていたのに、
自分が何を求めているのかがわからずに、
長年もがいて苦しんで来たのだ、
という事に気がついたのです。

親も高齢になり、もう口やかましく言わなくなっている。
自分も50歳の立派な大人だ。
子供達も成人し、家のローンも払い終わった。

もう、何に縛られる必要があるのだろうか。
これからは、自分の本当にやりたい事だけをやって、
悔いの無い人生を送って行きたい、

これから私は「自由」に生きて行きたい!!!!!

そう、思い始めました。


ヨガを始めてから、散々色々な事に気付いて来たハズで、
自分は人よりも色々な事をわかっているつもりだった私は、
ここまで個人的に人生を導けるコーチングというものに、
とても感動し、学び始めました。


自分自身や周りの人の心身の健康のために
ヨガを始め、広めようとして来ましたが、
ヨガにそもそも興味の無い人もいますし、
ダイエット目的でヨガをしたいという人は、
ホットヨガに行く人が多い現状もある中、
自宅のヨガ教室でできる事の限界も感じていました。

ヨガを始めても、
ヨガは日常的にある程度の期間で続けなければ、
その良さを実感するのは難しい、
という事は体験上わかっていましたが、
続けられる人が少ない現状にもどかしさもありました。

でも、コーチングだったら、
ヨガに興味が無い人でも、
今までの私の様に苦しんでいる人の
人生を良くするお手伝いができるかもしれない、
コーチングにヨガを組み合わせるメニューも作れば、
ココロにもカラダにも両面からのアプローチが出来そう!と考え、
コーチングをこれからの人生のライフワークに
しようと決めました。


自分が「自由」をテーマ生きて行くという事で、
「ふり〜だむライフコーチ」という肩書きにし、
「ふり〜だむKayo」と名乗る事にしました。
ヨガを組み合わせたメニューは、
「ふり〜だむヨガ」としました。

更に、元々トップリフォーム営業だった経験を生かし、
リフォーム営業向けのコーチングやセミナーも
計画中です。


今まで私が時間もお金も情熱も注ぎ込んで来た事が、
全てコーチングと組み合わせる事で、
形にする事が出来たのです。

走り始めたばかりのこのビジネスですが、
私のこれまでの経験上、
共感力だけは異常に高いと自負しています。

また、長年苦しい人生を歩みながらも、
自分の人生を諦めた事は一度も無く、
常にどうしたら良くなるのかを追求し続けてきたので、
きっとアナタの人生を良くする事も決して諦めずに、
根気良くお付き合いする事が出来るでしょう。

このままの自分で人生を終えるのは嫌だ!
私と一緒に人生をより良くしたいという方は、
是非私にご連絡下さい。



以上がこれまでの私の人生に起きた様々な出来事と、
これからの人生をこう生きて行くという決意です。

ここまで読んでくださった方、
13回に渡る長い連載にお付き合い下さいまして
本当にありがとうございました。




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