愛する娘がADHDだった〜シングルマザーの心の記録 /Vol.2
うるさいうるさいうるさいうるさい
この言葉…毎日カウントしてみたいものだな…。
私は娘から何度言われているであろう。
でも、確かに私が娘の立場でも、そう思うし言うと思うけれどね。
でもね…本当は私だって、うるさくなんて言いたくないし、穏やかでやさしいママでいたいの。
娘からうるさいって言われるたびに、心の中では「ぁぁぁ」って傷ついているんだから。
ADHDってわかる前は、
「もう3歳だよ」
「もう小学1年生だよね」
「とうとう中学生になったから」
「もう17歳はほとんど大人だよ」
「だから、わかるでしょう!できるでしょう!ママはあなたを信用してるよ!」
こんな感じで、もう◯◯だから、あなたはできるって言ってたし、言い聞かせてた。
でも今思えば、ADHDじゃない人だって、みんな同じじゃないよね。
3歳だからもうできるとか、17歳なのになぜわからないの?って、思っていた私の方が間違いなんだって…。
人は人、自分は自分!
できてもできなくても、普通とか普通じゃないとかのものさしって何だろう?
私の人生で自分勝手に作っていたものさしなんだよね。それに、私は娘のことも息子のことも、心の底から信じていたんだ。
絶対に心を込めて話せば伝わるし…伝わっているってね。(伝わっている=できるってこと)
それも、私自身の勝手な思い込み…
これ、NLP心理学では「一般化」っていうんだけど、みんながそうだから…普通はそうだから…って、独自のフィルタ−をかけてしまってるんだな。
その根拠は?って聞かれても、具体的に言えないんだよねっ。
だから、できるはずって信じていたことができなかったり、教えたはずって思っていたことが伝わっていなかったりすると、私自身もまた同じことを何度も注意したり叱ったりするしかない。
私はある意味メンタルのプロなんだ
実は…私、悩み相談、カウンセリング、コーチング、占い、催眠療法、ヒーリングの仕事をしている。
だから、毎日毎日、たくさんの人の心の奥と向き合ってきた。
もちろん、娘と同じ年頃の子たちも多いし、ママやパパの悩みだって、恋愛や人生の悩みを抱えてる人ともたくさん出会ってきた。
なかにはきっと、ADHDで悩んでいる人もいたはずなのに…娘のこと…娘の心の中や行動を見抜けなかったんだなぁ…。
だからこそ、私の落ち込みとショックは計り知れなかったのだ。
今でもね…実は完全とは言えないのかもしれないし、戦っているよ…。
自分自身とね。
でも、おかげさまでメンタルトレーニングの手順はわかっているし、セルフコントロールもできるから、私自身はなんとか大丈夫なんだけれど…。
今,一番困っていること
娘にはまるで自覚がないってこと!
事の重大さや緊張感がほぼないってこと!
だって,私のところにくるお客様はさ、何か悩みがあって、なんとかしたいって思ってるから私に会いに来るのに…。
だからスムーズにいくんだけれど、娘は違う。
だから、やっぱり言われるよね…うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい…ってね。
さて…娘に少々の危機感を持たせて、向き合ってもらうためにはどうするものかなぁ〜?
To be continued …
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