【2人仲良く地獄と行きましょうよ】ドラマ天国と地獄。高橋一生と綾瀬はるかのサイコパス。

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著者: 館花 琴音

 ミステリーとホラーが同居している。

悪魔のように残酷で、血も涙もない殺人鬼と、
優しく誰からも好かれて慕われている会社社長、日高が同一人物。

  人は【二重人格】のように
光と闇を持ち合わせている。

 いまの私しか知らない人は
【天使】とか【女神】とか
【優しい】という。

 そんな私、ことねも

20-22年の2年間は
【小悪魔じゃなくて、悪魔】と呼ばれていたんです。

 異性にまるで興味がなく、小説を書くことと、演劇以外は、要らない。

 邪魔だった。
私の夢の邪魔をするものは、【恋愛】ですら邪魔で。

 【雪女】のような
【綺麗なひとだけど、私、この人怖い】って何度いわれたか、わからない。


 私は高校1年生のときに、尊敬している祖父を事故死で失い、20歳まで恋愛という恋愛をせずにきて
 異性への関わり方がわからず

 誤解もさせたことがあるけど、それすらもぶった斬りして、生きていた。

  そのあと、私は【恋】を知って、最愛の人から振られるという、【失恋】を経験して、痛みを知って、【人間】になれたと思っている。

 【思いやり】の大切さ。

 なんとも思っていないひとからなにそれても何も感じなかった私が。

 好きな人からされる【拒絶】で精神を切り裂かれるような痛みを感じることを、知った。



この高橋一生と綾瀬はるかの
【天国と地獄】は
【心】について、ミステリーとホラー両面からアプローチしている。

 人間は、【氷山の一角】の【性格】を

キャラクターとして
一部を【表に出して】生きている。

全部丸っと出して生きている人も、もちろんいる。

そして【思い込み】は、怖い。

【殺人鬼】として意識してみると、綾瀬はるかの笑顔は、ゾッとする。

 【優しい人】としてみると高橋一生は、人間らしくみえる。

 ラベリングしていませんか?

 声質、声色、文章、演技。

 あなたのイメージで聴いています。

 サングラスのように、そのメガネには色がついています。あなたのつけた、その人のイメージカラーが。

  1歩引いて
サングラスを外して

私を見て、ください。
どう、みえますか?

 私は悪魔でしょうか?
それとも、優しいことねちゃん、ですか?

 いいえ。
私はただの1人の人間です。
喜怒哀楽をもつ、大好きな人を傷つけられたら怒るし、冷酷にもなる。
 大切な人を守る為に戦うこともある。
冷酷で冷徹な私も私です。
優しく希望を、与えるのも私です。

別人、ではなく、どちらも私です。
悪魔でも天使でもなく。
私は【人間】です。

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