すでに壊れていた2人 story43

前話: 頭の中の私の情報 story42
次話: 本当の優しさって? story44
著者: Rie Akiyama

610

 

最近毎日やっていることがある

朝、mの大事にしていたスニーカーを触り「おはよう」と言う行動はまだやっている

それ以外にLINEで1年前の今日はどんなやり取りをしていたのか・・

私とmは何を思いそして何をしていたのか見ている

1年前の今日はmは仕事を休んで私と過ごしているようだ

まだまだラブラブな時期だ

すごく気にかけてくれているしすごく心配ばかりしてるm・・・

懐かしいな・・・最近これをやっていると思う

私達はきっとうまくやっていけなかっただろうな・・って思う

どんどん一緒に過ごす時間が増えてしまって近くなりすぎてしまってお互い見えるものが素直に見れなくなってしまってきていた

1年前のLINEの内容をみてそう思う、まだよく知らない者同士

ただ好きが先走っている時期・・

距離が近くなればなるほど欲がでる・・

知れば知るほど深いものを得たくなる・・

長くなればなるほど強いものを求めたくなる

それが私達には越えられなかったところだ

これがカップルだけではなく全てにおいて起きるもモノではないだろうか・・

真実とか信頼とか確信とか・・・

人と触れ合うのには大事な大事な部分だと思う

それが私たちの場合mが結婚していたがゆえに私には出来なかった事実だ

mが結婚していた事実を私に隠していたことにより歯車がずれ始めてしまっていた

2重生活をなんとかこなさなければいけなくなり苦しい生活を選んだm・・

いつまでたってもmの真実が見えずどんどん欲ばかりが大きくなる私・・

こんな状況でうまくやっていけるはずがない・・・

お互い毎日本当に苦しい生活を送ってきた・・・最後の何か月か・・

ただ1つだけお互いが譲れなく同じ思いのものがある、私はそう思っている

「お互いを愛していた・・・」

ただこれだけで私たちは最後の何か月か生活を送ってきた

こんなに壊れた関係の2人なのに・・

でも愛し合っていたことは私の中で大きな真実なんだ・・・

著者のRie Akiyamaさんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

本当の優しさって? story44