あの日・・story47

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著者: Rie Akiyama

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愛犬Rainの一周忌Rainへの手紙

Rain

あの日から1年も経つよ

あの日朝からずっと呼吸が苦しそうだったね

何かしてあげられないかと何度も病院に行った

結果・・・私が注射した事でRainは逝ってしまった

苦しみから何とかしたかった

ごめんね・・・

でもその日・・Rainはmと話をしていたとmが後から言っていたよ

何を話したの?

mと何を話したの?

何度も何度も手をmの所に伸ばして何かを伝えていたと言っていたよ

mはそれを・・・

「mを信用するよ、だからrは任せたからね・・・これからはmがrを守って行ってあげてね そばにいてあげてね・・・」

って言っていたよって・・・

Rain・・・でもね・・守って言ったmはね・・

実はその時も嘘をついて私とRainの所にいたんだ・・・mは結婚していたんだ

Rainもmを信用していたんだよね?

私も信じていたんだ・・目で見えて感じている目の前にいるmを

mを信用していたんだ

だから私たちはmを私たちの暮らしている環境に受け入れたよね

Rainも同じように感じていたから私たちは安心できたんだよね

本当はRainも一緒にmとの生活を送って欲しかった

絶対に楽しく暮らしていけたと思うんだ・・・

でもね・・・でもRain・・・

mは・・mも・・・逝ってしまったんだ

だから私を守ってくれるものは何もなくなってしまったんだよ・・

私は1人になってしまったんだ

あの日Rainは何をmと話したのかな・・・

もしかしたらRainはmの命が消えてしまうことを警告したの?

Rain・・・Rainが恋しいよ

会いたい

会いたい・・・

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叶わない思い・・story48