ぼくは霊能者 霊能者への道

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前話: ぼくは霊能者「力が目覚めた瞬間」
著者: 櫻井 ジュン


目を覚ますと、態度の悪い陰陽師が、


「よく頑張りましたね。これで私があなたに教える事は何もありません。

あなたは立派な陰陽師ですよ。」


態度の悪い陰陽師が良い人になってる・・・


そして最後に「私はあなた。あなたは私です」


と言い残し、僕の中に吸い込まれていった。

※後に彼が言った意味を理解するのであった。


後々お札をくれたAさんを視たら、何か黒い何者かの影響を受けていた。


それをキッカケとなり疎遠に。


そのおかげで何もしなかった式神をコントロールする事ができるように。


ついでに自分の能力もどこかにスイッチができたかのように、

コントロールできていた。


仕事の依頼があったらスイッチをONにし、何もない時はOFFにする。


生活が楽だ・・・


普通ってこんなに楽なのか・・・


そして除霊・浄霊もできるようになってる(笑)


何だ!?


パワーアップしたのか???


スーパーサイヤ人か!?


それからは活動の範囲も広がり、


至る所で式神がいる事に気付く。


気付いた頃には大家族。


そこで更にスイッチが入ったのか???


依頼が増え・・・


きてはこなし・・・


そんな毎日を過ごしていたら、


一つの出会いから、自分の新たな才能に気付くのである。


どんな事???


たまたま見た、パワーストーンのブレスレットの写真。


見た瞬間「石達が可哀想だな〜〜〜」


ね〜ね〜石って生きてるって知ってる???


えっ!?知らない???


え〜〜〜〜〜!!!


とりあえずこれは鉄板ネタである。


それは置いといて・・・


その石達はとても窮屈そうで、石一つ一つが持つエネルギーが見事ぶつかりあっている・・・


これじゃ石が輝きを失って単なる石ころになるね。


その写真をアップした方に「石が窮屈そうだから、配列を替えて上げた方がいいですよ。」


「ホントですか?僕そういった事わからないので、櫻井さんのお店で新しいの作って貰えませんか???」


えっ!?


店???


僕の店???


えっ!?そんなのないよ。


でもどうしてもって事なので、一つ作って上げる事に。


石には想いやエネルギーを籠める事ができ、


式神達を石に入れて、石をポケット代わりにしたり、何かと便利な石。


エネルギーバランスを考え配列をし、完成したブレスレットにその方に必要なエネルギーを入れて上げよう♪


よしあれだ!!!


数日後、依頼をくれたお客Aさんから、物が届いたとお礼のメールが。


メールを読むとメールでも興奮していると感じるような内容が・・・



お客Aさん「櫻井さんに作って頂いたのを付けたら、急に体が熱くなって・・・

手のひらに金粉みたいなのが出たんです!?」


僕「えっ!?Aさんはサイババですか!?!?(笑)」


お客Aさん「冗談はさておき、付けた瞬間「龍だ!」と感じました。

金粉みたいなものといい、櫻井さんは金色の龍と関係あるんですか??」


それ聞いちゃった???


それには深い訳が・・・


それは少し前にさかのぼる・・・・


遡る・・・遡る・・・

遡る・・・遡る・・・




態度の悪い陰陽師が消える瞬間「あなたは龍遣いになりなさい」


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