少し泣きたいあなたへ

著者: 宮崎 裕子

失敗した場所で立ち止まることもあるけれど、それはそれでいいと思う。

今日は今日、明日は明日なのだから。



雨があがる


僕は水たまりに足をつっこんだまま それでも


なんとか顔を上げ 空を見る


空は高く 


空は蒼く


空は果てしなく広く


雲は堂々と 風を受けて流れる


みずいろ ばらいろ 鼠いろにオレンジ


さまざまな色に変化する雲たち 鳥たちの声


固くて 冷たい 大粒の雨をふらせた空は


いまは 知らん顔して 明日のほうを向いている


僕も今日から明日へ 歩いていこう


虹の橋はなくても


自分の足で歩いていく


それは なんて素敵なことだろう なんてわくわくするんだろう


僕は自分の人生を生きているんだ



苦しい時こそ、人生を変えていくチャンスの時_。
じぶんでじぶんを励ましながら
一歩ずつ歩いて行こう。

読んでくださり、ありがとうございます。


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