看護師として生きる

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著者: Kaoru Katsumi

案外。



家庭科楽しかったりして。


家庭科だから、


裁縫

調理


がメイン。



お勉強はすごい簡単な感じ。


1限目  数学

2限目  国語(日本史・世界史とかではない)

3限目 調理実習

4限目 調理実習

5限目 裁縫

6限目 裁縫


ざっとこんな感じだった。


悪いけど毎日が遊んでるみたい。


女子クラスだしね。


担任がこれまた定年前のじい様で、



超甘い!



もう友達感覚。

高校生自体が悪のりの年だし


「オヤジ~、ダルい~。」


みたいなね。



このオヤジ先生も人生経験長いから、


「ダルいか~、そうかぁ~。」


って適当にかわしてくれる。



ありがたかったよなぁ、今思えば。



早退当たり前。

サボリに早弁。

体育は見学。



何でもアリ。


ただでさえ楽な環境にいるのに、


なぜサボる!?って感じだけど、


まぁそうしたかったんだな(しみじみ)。




でも、いよいよもって3年。

さすがにそうはいかない。


進路…。


進路?


あーこれは服飾系の学校だから


もちモード学園だよね。


デザイナーとかいいじゃん。


絵書くの好きだし。




速攻…



却下!(←親)



でもさ、彼氏もいないし



嫁の選択肢もない。



うーん…。





そんなのらりくらりの娘を見て、



同時進行で焦る親。



こいつは本当にやばい。



と本気で思ったようだ。




ここから。




今の私があるシンデレラ(か?)ストーリー


の、


始まり。


その時は、今の自分の姿なんて

想像も出来なかったけど。


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