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ビリギャルも、このサイトから生まれました。

人間の想像力は無限。自分という存在を証明できる場所を提供する「nana music」の誕生秘話

著者: 株式会社nana music

「人の想像力の可能性を信じている。」

当社代表取締役社長で創業者である、文原明臣はよくこの言葉を語ります。

音楽×インターネットのサービスを展開する「株式会社nana music」は2011年にスタートしました。


今年で創業9年目を迎え、当社のサービス「nana」は900万人の登録ユーザーを超えました。(※2020年5月時点)


新たなチャレンジへと踏み出すnana music。どのようにしてここまで成長してきたのでしょうか。


「何者かになりたい」を探究し続ける代表 文原の人生

文原はこれまで自分の好きなことを貫き、「何者かになりたい」を実現するためにチャレンジし続けてきました。彼の歩み、そして「nana」が生み出されるまでを追っていきます。


学生時代、文原は「大学へ進学するよりも手に職をつけて早くから働き始めたい」と考え、元々興味があった工業系の学問を学ぶことができる神戸高専機械工学科へ進学しました。


19歳で進路を考えている時に、たまたまテレビで見たF1の世界に惹かれ、モータースポーツの世界へ飛び込みます。プロドライバーを目指し、スーパーカート、フォーミュラへとステップアップしましたが、モータースポーツには金銭的にも負担がかかり、目標に届かず夢を断念します。


何かを続けるには経済力が必要不可欠である、と気付き、そこからテック系のビジネスに興味を持ちはじめました。ビジネスアイディアを探している時に出会ったのが2010年に起こったハイチ沖地震のチャリティー動画である“We are the world for Haiti YouTube edition”でした。

×

動画を見たときに、“We are the world”を、世界中で人種も国境もすべて超えて一緒に歌い合うことが当たり前にできる状態を作りたい、スマートフォンをマイクにして、いつでもどこでも誰とでも、音でつながることができるようなサービスをつくろう!これしかない!と決意しました。

これが、「nana」のはじまりでした。


当時はスマートフォンを持っていることが当たり前の世界ではなく、また今では多くの人が利用しているInstagramもリリースされた直後でした。実はnanaは当初、音声版Instagramのような形で文原の頭の中でどんどん構想されていきました。


元々、自分の気持ちをストレートに表現することが苦手な性格であった文原は常に「何者かになりたい、そして人から認められたい」と考え模索し続けていました。高校を卒業したら大学へ進学し、就職活動を経て就職。多くの人がそんな人生を選ぶ中、高専、モータースポーツ、そして起業という簡単に選ぶことができない選択肢を選び続けてきた文原だからこそ、nanaを生み出すことができました。


存在証明ができる場所。nana musicが目指す世界観とは?

nana musicは「存在証明ができる場所」を提供している会社です。

「存在証明」とは、そのものが確かに存在すると証明すること、という意味があります。


nana musicの提供するサービスでは自分の創作した作品が誰かの想像力を刺激して、表現が連鎖していきます。

最初は何気なく投稿してみたものでも、誰かに連鎖して、思いがけない大きな輪になっていくかもしれない。その作品が残ることで自分が確かに存在していることの証明になります。


誰もが自信満々に自己表現ができるわけではありません。

そんな時でも自分の好きなこと、ちょっとだけ自信があることを発表して、それを誰かが認めてくれて、つながることができる。それは自分の世界が広がる体験です。nana musicはその体験を提供し続けたいと考えています。


想像力から創作が連鎖していくその先に何が起こるのかは誰にも分かりません。何故なら人の想像力は無限であり、可能性を秘めているからです。先にある可能性を見てみたい、そんな文原の願いがあります。nana musicは創作という表現の領域で、その可能性をもっと広げていくことを目指しています。


想像と創作の連鎖を生み出すサービス「nana」

nanaは、スマートフォンを使って、歌や楽器演奏を録音・投稿できる音楽コラボSNSです。

スマホひとつで、いつでもどこでも誰とでも、音を介してコミュニケーションを楽しむことができます。投稿されたサウンドに歌や演奏を重ねることで、合唱やアカペラ、バンド演奏など、場所や時間にとらわれず、「音」で遊ぶことができます。伴奏を投稿したり、声劇など、多種多様な遊び方があります。

https://nana-music.com/


まさに、nanaには前述した「誰かの想像力が誰かの想像力を刺激して、創作の連鎖がつながる」という仕組みがあります。私たちはこれを「コラボ」と呼んでいます。


よくカラオケとの違いを聞かれることが多いのですが、カラオケは在りものを歌って楽しむという「消費」活動。nanaはここから思いもよらない何かが生まれるという「創作」活動。ひとつのものから派生して様々なものがユーザーの創造力から生まれています。この消費と創作の差が最も大きな違いだと考えています。


SNSで流行した「じゃがりこ面接」もユーザーの創作により、nanaから生まれました。

また、今までは音だけのコラボでしたが、イラストや動画などのコラボでユーザーの表現の幅を広げていけるような機能を現在開発中です。


新たな挑戦に踏み出す「nana music」の今後

nana musicはスピード感を持って新たな挑戦へと攻めの姿勢で踏み出していきます。


▶︎具体的なリリース機能(未リリース含む)

・ギフト機能

ギフト機能は、ユーザー自身が気に入った投稿サウンドに対して、「ギフト」を贈ることができる機能です。

サウンドにギフトが贈られると、ひとつの作品を構成する制作ユーザー全員に「チップ」が付与され、電子マネーへの交換や現金として受け取ることが可能です。

「いいな」と思った音楽表現に対する「ギフトを贈る」というカジュアルなコミュニケーションを可能にすることで、複数のユーザーによる音楽表現の共創という価値を分かち合うと共に、音楽の創り手を応援することを可能にします。

また、将来的に任意の音源への投げ銭を特定の団体に寄付できるような仕組みも考えています。nanaの元にもなった「We are the world」のコンセプトを体現できる機能にしていきます。この機能は2020年9月にリリースし、既に多くのユーザーに利用されています。


・音のハイクオリティ化:さらなる編集加工機能

誰もが自分の表現によりこだわれるように、モバイルだけで「ここまでできるの!?」という驚きを提供できるようにしていきます。

ステレオ化やパンといった機能を提供し、100人が合唱しても音が潰れずに100人の音のパワーをダイレクトに感じることができるようにしていきます。nanaの最大の特徴であるコラボという体験価値のクオリティを保証します。


・音声だけの創作から視覚的の創作も

イラストや動画でコラボができるようになることで、創作の幅が大きく広がります。

まず、第一弾としてユーザーが音で投稿・コラボしているサウンドに「描いてみた」でコラボできる機能を2020年12月にリリースしました。 " 音のみのコラボ " から " 創作のコラボ " に広げていくことで、より多くの人達に参加してもらい、コミュニケーションできる場にしたい、という想いから生まれた機能です。


・nana以外のサービス

nana以外のサービスリリース予定です。

長尺投稿に対応したプラットフォーム、動画レッスンのサービスなど、人々が音楽をもっと楽しめるようになるエコシステムをnana musicとしてつくっていきます。



音の創作から更に幅を広げ、自分を自由に表現できる場所を提供する。

そしてnanaの登録ユーザー数1億人突破、日本だけでなく世界中で当たり前に利用されるサービスづくりを目指し、攻めの姿勢を持ち日々成長する企業でありたいと考えています。










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