『育休中に将来への種まき。わくわくできる生き方を全力で探そう。』
■育休期間はキャリアの中断?
赤ちゃんのお世話と家事だけで気づけば夕方。「こんな毎日でいいのかな?」と不安になったことがある育休者は多いのではないでしょうか?また、「育休中にスキルアップするぞ!」と意気込んでいたのに、何をしたらいいのか分からず悩んでいる人もいるかもしれません。
そんな中、「育休中に『わくわくできる生き方』を全力で探したい!!」とオンラインコミュニティを活用して自分と向き合い、自分の夢に向かって走り始めた女性がいます。育休期間にやりたいことを見つめなおし、将来への種まきをした「さぁやん」に話を聞きました。
■MIRAISは失敗OKの練習の場
育休コミュニティ「MIRAIS(ミライズ)」(以下MIRAIS)に参加したことが、さぁやんの転機となりました。MIRAISは、半年毎にメンバー募集を行い、各期約100-200人が所属する産育休者限定のオンラインプラットフォームで、育休期間を有意義に過ごしたい!と集まったメンバーが、やりたいことにチャレンジできる「ノーリスクな練習場」のような場所です。
いくつかある活動の一つが「部活動」。発起人が一定数のメンバーを集め、オンライン上で自由に活動を行うものです。
誰でも部活動を立ち上げられるため、何かチャレンジしたいという思いのある方には絶好の場。部活動の立ち上げから運営を体験することで、様々な気づきや経験を得て、支え合える仲間も見つけられます。
〔部活動一例〕
■お互いを刺激し合える仲間との出会い
MIRAISに参加したさぁやんは、おうちを少しでも快適で居心地の良い空間にする方法を模索する「快適おうち部」を立ち上げました。
「快適おうち部」では、「捨て」、「収納&片付け」、「インテリア」と、おうちの快適化を図るためのテーマを月ごとに決めて、テーマに沿ったお悩みの会やレッスン会などを開催しました。
レッスン会では、さぁやんが講師となり、メンバーにレクチャーをしました。「大勢の前で話すのは苦手だから、何度も練習してレッスン会に挑んでいたよ。」と彼女は笑います。苦手でもチャレンジできたのは、MIRAISのノーリスクな練習場という風土があるからこそ。
彼女自身が講師となる会の他にも、参加している部員が講師となるレッスン会を設けたり、外部講師を呼んでセミナーも行いました。
「想定以上に有意義な活動になり、勇気を出して発案して良かったと思っています。」とにっこり。MIRAIS卒業後もお互い刺激し支え合える仲間ができて、おばあちゃんになっても続く関係になったら良いなとワクワクしているそうです。
■勇気を出して一歩踏み出したら、世界が広がった!
MIRAISでは、様々な活動に積極的なさぁやんですが、MIRAISに入る前は、自分に自信がなく、部活動の立ち上げも「本当に私にできるのだろうか。」と悩んでいたそうです。
しかし、「おうちで快適に過ごすための部活動を立ち上げたい。」とコミュニティ内で話してみると、あるメンバーが「MIRAISは失敗OKの場だから、頑張ってみたら?!」と何度も励ましてくれて、サポートするよと言ってくれたのです。
MIRAISでは、有意義な育休を過ごすため、メンバー各自が「育休テーマ」を設定し、発表します。自分の価値観や大事にしていることを見つめなおしながら、メンバーとのブラッシュアップを繰り返し、テーマを決定します。
安心・安全の場であるMIRAISにおいて、メンバーとの対話を重ねていくうちに、さぁやんは、自分の事を包み隠さず話せるようになり、メンバーにも部活動のお手伝いをして欲しいと自ら頼めるようになりました。
すると、部活動の運営に携わりたいと手を挙げてくれた仲間がいました。一人で決めて運営することが苦手だと感じていたさぁやんにとって、とてもありがたい存在でした。そして、仲間と一緒に部活動の方針やレッスン内容を考え、「快適おうち部」を作り上げました。
このように、仲間とともにわくわくする夢への一歩を進み出したさぁやん。「出来る限り自己開示し、やりたい活動を話す機会を持ったのが良かったかな。『いってみよう、やってみよう』の精神が大切だった。」と振り返ります。
■育休は将来への種まき期間
育休期間はキャリアがストップするイメージもありますが、さぁやんのように「将来への種まき期間」と捉え、一歩を踏み出す人がMIRAISには多くいます。趣味のお菓子作りが高じてお店を始めようと決意した人や、コーチングを勉強しMIRAISの仲間に実践している人、子育てサークルを立ち上げようと仲間と動き出した人、資格試験に挑戦し資格を取得した人など、ドキドキしながらも最初の一歩を踏み出しています。
「育休=職場に迷惑をかける、昇進に悪影響」など、「育休」に対してネガティブな思い込みを持つ産育休者もいるかもしれません。しかし、この「育休」をチャンスと前向きに捉え、育児をしながら様々な経験を積めば、視野を広げることができ、復職後の自分や今後の人生にちょっとした変化をもたらすことができるかもしれません。
MIRAISでは、やりたいことにチャレンジする「機会」、失敗を恐れずに挑戦できる「役割」、悩みも喜びも分かち合える「仲間」を得られます。会社の肩書でも、妻でも夫でも、母でも父でもない、等身大の自分として、たくさんのメンバーが「有意義な育休」を過ごしています。
これからもたくさんのメンバーが「有意義な育休」を過ごすことで、復職後の職場や周囲の育休に対するイメージを少しずつ変革していきます。
<育休コミュニティ「MIRAIS」について>
団体名 : 育休コミュニティ MIRAIS
代表者 : 栗林 真由美
発 足 : 2018年8月
URL :https://www.ikukyu-mirais.com/
2018年8月に代表 栗林真由美氏が「なんとなく過ごす育休」をなくしたいをミッションに立ち上げた産育休者のコミュニティ。オンラインを中心に、イベントや企業コラボレーションなどの活動を行い、未経験分野にチャレンジしたり、育休をともに過ごす仲間と交流したりと「有意義な育休を過ごす」場を提供してきました。これまでの参加者は延べ800名以上(2022年4月時点)。
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