ベテランと若手のタッグで急成長!バークリーコンサルティング創業ストーリー
株式会社バークリーコンサルティングは、WEBマーケティング事業等を展開するグループ会社である株式会社ハロネットが、これまで培ってきた独自のIT資産を武器に、昨今のIoT、AI、RPAの急速な普及など世の中のデジタライゼーションの潮流をさらに加速すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)を中心としたコンサルティングを提供するために設立された。バークリーコンサルティングは、これまで多くの経験と実績を積んできたVP永井、そして2019年4月に入社した、新卒2年目の若い力が中心となり2019年10月に設立された。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタルの活用による新しいビジネスモデルの構築と企業変革である。バークリーコンサルティングのミッションは、クライアント企業と一緒に、デジタルによる新しいビジネスモデルを構築し、クライアントの変革を実現することだ。
■新卒5名をメンバーに抜擢
昨今注目されている分野であるDX、さらにコンサルティングとなると、一般的には、永井のような実績のあるトップの下にも、それなりに経験のある人材を加入させるケースが多いだろう。そんな中、バークリーコンサルティングは、入社半年程度の新卒を5名も組織に迎え入れた。その理由として永井は2つのポイントがあったという。
1.ITを使うことに抵抗のない若手の方が馴染みやすい業務であること
2.しっかりとトレーニングを受ける時間的余裕があること
とはいえ、クライアントの業務を十分知らない新卒メンバーを、どう教育していくべきかは大きな課題であった。そんな時、昔の同僚から外資系大手RPAベンダーに勤務する元職の後輩を紹介してもらった。相談をしているうちに、RPAの適用の多い、事務作業(経理、総務、人事等)へのRPA導入支援(Bot作成支援等)を、当社でお手伝いできれば、経験を積みながらスキルアップも出来、クライアントへのサービス提供もできると考えた。
※RPA(Robotic Process Automation)
バックオフィス業務などをはじめとするホワイトカラー業務を、ソフトウェアに組み込まれたロボットが代行する取り組みのこと
そしてこの外資系RPAベンダーとの協業がスタートした。新卒のメンバーは、未経験の状態でプロジェクトに参画することになったため、まずは基本的な知識を身につけるべく、RPAベンダーが公開している無料トレーニングを受講することになった。RPAプロジェクトに携わり、PMOという立場で全体を俯瞰しつつプロジェクトを進めていくだけでなく、実際に使用するお客様のRPA商品を熟知している必要があり、RPAのトレーニングを数多くこなすことが必要だった。しかし、トレーニングだけでは学べない、実際に利用・運用して初めて分かる問題点も数多く存在しており、また外資系ということもあり、基本的には英語が用いられており、予想以上に苦戦することになる。英語が堪能な新卒メンバーが中心となり、協力し合いながら受講した。会社の立ち上げだけでなく、社会人として内部環境の変化にも対応しなければならない中、新卒だからこその結束感、連帯感が力を発揮した。また、やはりIT関連は若手の方が使い慣れており、親和性が高く、習得スピードが早いと実感した。
■コロナによる影響
新卒メンバーがトレーニングを受けている間、永井は自らの人脈で大手クライアントを開拓し、デジタルマーケティング、インサイドセールスコンサルティングを提供するなど、着々と拡大を図っていた。そんな中、新型コロナウイルスという想定外のパンデミック。約半年間にわたるコロナによる外出自粛のため、営業も思うように出来ず、受注が伸びず、会社としてピンチの局面を迎えた。そんな中でも、今できることをやろうと、新卒メンバーである永田を中心に、PR TIMESを活用し、新しいサービス等の情報発信を積極的に行った。
外出自粛が浸透する中で、在宅勤務が定着化し、オンラインでの会議や、ファイルサーバーのクラウド化などは急激に進展。当社にとっては追い風が吹き始める。8月には、コロナ前から少しずつ準備をしていた外資系大手RPAベンダーとの協業により、大手企業3社のRPA導入支援もスタート。その中心メンバーとして、新卒2年目の若手をアサインした。
プロジェクトにアサインされた永田は、IT分野の技術は常に早いスピードで変化し続けているので、そのような環境に身を置くものとして、非常に刺激的な毎日を送っているという。同じく新卒2年目の田畑は、タスクを進めていく中で少しずつRPAについての知識やスキルが身についていき、TIPSの発案・作成スピードも向上していくことで、自分の成長を実感していると話す。入社2年目の若手が、経験を積みながらスキルアップしていく。まさに理想の形を作り出すことができたのだ。
■今後の展開
DX化が急速に進む中、DXコンサルティングは当社に限らず追い風になっている。設立して1年弱で経験のない新卒メンバーの戦力化に成功したことにより、他社と比較した際、若手中心のRPA体制によりコスト的にも有利な提案が可能、ベンチャー企業としての柔軟性、スピード感が強みとなっている。また、ベンチャーではなかなか手を出せない大企業の案件も、大手RPAベンダーとの協業体制により対応が可能である。
10月にリリースした自社開発のDX診断サービスは、診断~企画構想~RPAの実装までワンストップサポートを提供。コロナ禍で半年間ビジネス開拓に苦労したが、下期に入り一気に案件受注も軌道に乗っている。
■今後の課題
案件があってもサービスを提供する体制が整わなければ、受注は出来ず売上には繋がらない。ビジネス開拓と体制構築のバランスは、企業の規模拡大において、重要な課題である。2020年12月現在、約20名まで組織を拡大しているが、まだまだ案件の数から考えても足りない状況だ。今後2年で少なくとも3倍以上の体制拡大を目指している。
永田は、事業立ち上げという貴重な経験だけでなく、多彩な業務経験をこんなに早い段階で積ませてもらい、ビジネスを学ぶ上では最高の環境だと話す。入社2年目の白石も、出来る仕事もどんどん増えており、RPAの業務が楽しくなってきているという。今後は、安心してRPAの案件を任せてもらえるようになっていきたいと目標を語ってくれた。
ベテランと新卒2年目のメンバーのチームワークにより急成長したバークリーコンサルティング。躍進はまだまだ続く。
■永井善彦プロフィール
株式会社バークリーコンサルティング VP。大手自動車部品会社にて、自動車会社生産調査部と共にグループ各社のトヨタ生産方式の改善活動に従事。リッターカー用部品の新工場の立上げを経験後、コンサルティング会社に転じる。ベンチャー系ファームにて数々の大手企業のサプライチェーンマネージメント改革を成功させ、異例の昇進を元に、経営統合初年度のベンリングポイント(現PwCコンサルティング)に転職し、インダストリー組織のコンサルティングを経験。その後NTTデータビジネスコンサルティング(現クニエ)の立上げに注力。組織開発、名古屋拠点の立上げ、外資系ファームとの経営統合などを推進し、名古屋の事務所長、製造インダストリーのリードマネージングディレクターとして活躍。その後アビームコンサルティングの執行役員を経て、三菱UFJリサーチ&コンサルティングにて、ICTコンサルティング部門の新組織立上げ、ビジネスユニット長を歴任後、2019年バークリーコンサルティング設立と同時に入社。専門はグローバルSCM改革、経営戦略、BPR、業務改革、ビジネスモデル改革、DX、IT戦略等
株式会社バークリーコンサルティング
2019年10月設立。 グループ会社である、中小企業に向けたWEBマーケティング事業等を展開する株式会社ハロネットが、これまで培ってきた独自のIT資産を武器に、昨今のIoT、AI、RPAの急速な普及など世の中のデジタライゼーションの潮流をさらに加速すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)を中心としたコンサルティングを提供。グローバルで認知されているコンサルティング企業と比較し、日本企業を熟知したプロフェッショナルを抱える弊社は、日本企業を熟知したサービスで、お客様のニーズにお応えします。バークリーコンサルティングはイノベーションで社会を変え、新たな世界を創ることに挑戦していきます。
■DX(Digital Transformation)コンサルティング
経済産業省が2018年12月、デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドラインを発表しました。私たちは、これまで培ってきたハロネット独自のIT資産を武器に、IoT、AI、RPAの急速な普及など世の中のデジタライゼーションの潮流をさらに加速し、お客様の成長を力強くサポートします。
■戦略・業務コンサルティング
DXは企業の戦略そのものになりつつあります。情報技術の活用含めたお客様の戦略策定から、戦略を実現するための具体的な施策の検討、そして施策の実施スケジュールの作成や実行支援、チェンジマネージメントに至るまでワンストップでご支援いたします。
会社概要
会社名 : 株式会社バークリーコンサルティング https://bkley.com
住所 : 新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー11F
代表取締役 : 住田悦郎
事業内容 : コンサルティング業及びこれに付随する業務
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