“宮古島をまるごと楽しむ”ホテルづくりとは・6月オープン【セントラルリゾート宮古島】を島の魅力発信地に
沖縄緊急事態宣言下である6月1日、宮古島の中心街に新しくホテルが完成しました。
【セントラルリゾート宮古島】
当館は、2018年に取得しオープンした「ミヤコセントラルホテル」に新館を増設し、新たな価値を加えた施設です。
なぜ、取得から3年後にリブランドするに至ったのか。
それは宮古島の魅力をもっとたくさんの人に伝えたい、そんな思いからでした。
-宿泊施設の二極化という気付きー
宮古島の宿泊施設は“海沿いの高級リゾート”と“街中のビジネスホテル”に二極化されています。首都圏から見ると、宮古島のビーチを満喫するなら高額な旅行代金を支払わないといけないかのようなイメージが強く、実際、プライベート感のあるヴィラやプールのある大きなリゾートホテルと街中のホテルはかなりの価格差がありました。そのようなことから、当館も安かろう悪かろうに見えてしまうという不安がありました。
-島の魅力に触れていくスタッフー
「ミヤコセントラルホテル」の運営を続けていく中で気付いたのは、島人の生活圏でもある街中には、土地ならではの魅力が多く、生活圏から隔絶された固定ビーチだけで過ごすのはもったいないのでは?という想いでした。
▲パイナガマビーチは島の人たちの海。街から一番近いのに観光客は少ない穴場スポット
・宮古島は中心街から車で30分も行けば、どの場所にもたどり着ける
・ビーチによってさまざまに表情を変えるので複数個所を楽しんでほしい
・地元スーパーでしか目にすることがないフルーツがとても美味しい!
・街中で島人のスローな時間の感覚を肌で感じて、ゆっくり過ごすことを堪能してほしい
・一番近いビーチは、実は徒歩圏である
お客様に色んな宮古島の顔を見てもらいたい。宮古島の真ん中から、宮古島を余すところなく楽しめて、私たちのホテルを利用する人が増えるほど、宮古島が活性化する、そんなホテルがつくれないか。
そのような思いから隣接の土地を取得し、リブランドプロジェクトがスタートいたしました。
▲セントラルリゾート宮古島開業プロジェクトチーム ホテルプランナー渡辺
宿のコンテンツから外観・内装のデザインイメージも担当
-まるごと宮古を楽しんでいただくための課題と解決-
リブランドが決まったものの、課題は山積み。
開業プロジェクトチームの渡辺をはじめ、チーム全員でどうすればお客様が快適に島を満喫できるのかを考え、答えを見つけていきます。
・島ならではの“足”問題
離島では、免許を持っていない人、運転に自信のない人、免許返納してしまった人は、島内観光がし辛い現状があります。そんな人たちのために、おすすめのビーチまでの送迎や電動自転車の貸出を行うことにいたしました。
また、街中は駐車場事情が悪く、駐車スペースが限られてしまい、ホテル敷地内で提供できる土地も限りがあります。この部分は、カーシェアと提携することでカバー。
このようにお客様の足回りをサポートすることで、どなたでも観光がしやすく、まるごと宮古を楽しめるかたちを整えました。
▲下地島空港や複数のビーチなど、豊富な送迎ルート
・LCCの荷物問題
また、下地島空港ではLCCが就航しており、気軽に利用できるものの、LCCは荷物制限があり、かさばるレジャーグッズを持ってくるのは大変なのでは、ということに気づきました。
そこで、シュノーケルセットや箱眼鏡、浮き輪などレンタル品を充実させてはどうか、という意見があがり、それを実現。有料でも気軽にご利用いただけるよう、公式サイトからの予約でレンタル料が割引になる特典もつけることに。
▲クーラーボックスやチェアなど、かさばるグッズもレンタルで楽々
・最終日のレジャー問題
最終日もしっかり遊びたい!でも大きな荷物を持ち歩くのは面倒…、そんな方のためにチェックアウト後にも利用可能な、無料のロッカーや更衣室をご用意。最終日でも思いっきり島を満喫できる環境を整えました。
▲荷物もたっぷり入る大型ロッカー
・お子様連れでも楽しめるホテルに
リゾートにはファミリーで来られる方も多いけれど、街中にあるホテルは家族で泊まれるお部屋が少なく、小さなお子様連れの方には不便を感じる人も多いはず…。そこで、和室や和洋室を作ることに。和室は小学生低学年まで添い寝無料にすれば、お子様連れの方も気軽に利用できるのでは?
それにホテルは街中にあるから、何か足りないものがあればすぐに買いにいけるし、島の居酒屋は赤ちゃん連れでもウェルカムだから夕食の場所に悩まなくてもいい、
市街地だからこそのメリットがたくさんあります。
▲畳でゴロゴロできて、お子様連れでも安心
このように宮古島を遊びつくすためのコンテンツを徐々に揃えていきます。
-もうひとつ、とっておきのものを…!-
新館の建築中、ホテル8階付近から町を眺めると、宮古島が一望でき、海に沈む夕陽の絶景に感動。この光景はお客様にも是非見せたい!屋上を何とか開放できないかと思い、工事業者に修正交渉。
▲着々と進んでいく工事
そして、それは実現しました。
▲屋上テラスへの入口
完成した10階建ての屋上テラスからは、『まるごと宮古島』コンセプトの名の通り、
宮古島を独り占めしたかのような町と海と空が広がります。
まさにここでしか味わえない景色。
特におすすめは雲が残る晴天、日の入り直後です。
西の空は海に沈んだ夕陽の光が「後焼け」の美しい空を生み出し、
東から夜が訪れてくる。夜が更けるほどに満点の星空が広がる…
満月の夜は、宮古島の夜景と月を背景に、ここでしか撮れない素敵な思い出の一枚も。
-緊急事態宣言、続く苦悩。それでも私たちは…-
そんな中、奇しくも緊急事態宣言が発令。
人流が制限され、観光抑止の動きが出て
お客様を積極的に集客できない苦悩が続きます。
島は観光と共に生きています。
宮古島の魅力に1人でも多くの人が触れることが、島の人たちへ貢献できることと信じて
今、私たちができることは…
当館は、予定通り6月1日開業に踏み切りました。
ここにくれば、あらゆる過ごし方が叶います。
アクティブに宮古島を遊びたい、学びたい、体験したい皆様のために選ばれる宿でありたい。
そして、宮古島の真ん中から、宮古島と島にいる人々のためになりたい。
感染症予防対策、お客様への啓蒙活動をしっかり行い・・
今日も気持ちは太陽のように元気に営業!
お客様が笑顔になり、宮古島の人も笑顔になる宿づくりを今後も行ってまいります。
▲セントラルリゾート宮古島現地スタッフ
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