我々がSNS運用の『コーチング』にこだわる理由 〜SNSコーチ創業ストーリー〜
SNSコーチ創業者
長田幸洋の経歴SNSコーチの創業者であり、現執行役員の長田幸洋は、もともと映像制作のプロフェッショナルだ。立教大学在学中に第9回アジア国際ギャツビー学生CM大賞銅賞や第4回あだちCMグランプリをはじめとした多くの賞を獲得し、学生時代に既に自身が代表を務める映像制作会社も設立している。
大学卒業後は外資系広告代理店勤務を経て、その後エイベックスとの業務提携でタレントのSNS向けの動画制作や、企業向けのウェブCMを作成するなど精力的に活動していた。
ビジネスにも活かせるSNSマーケティングの知見
そんな長田がSNSコーチ創業を志すことになった一つ目のきっかけが、現SNSコーチ代表取締役、高橋恭介との出会いだ。
当時の高橋は株式会社あしたのチームの代表を務めており、長田に企業ブランディングのCM動画作成を依頼した、という経緯だった。これまで長田は何度もタレントのSNSマーケティングを手掛けていたが、高橋と企業ブランディングに関して打ち合わせを重ねるうちに、タレント向けのマーケティング手法には限らず、企業・経営者にも応用できると考え始めたのだという。
言ってみれば、企業経営というのは知見やノウハウの塊のようなもの。これを最適な形で発信していけば、コンテンツとして成立する、という考えがあった。そしてそれは、長田のプロデュースのもと、経営者が自身の知見を短い動画で発信するという当時としては唯一無二のスタイルで、高橋恭介の『給与ドクター』シリーズの動画がTikTok上で大ヒットした事で確信へと変わった。
累計でこれらの動画は100万回以上再生され、現在高橋のTikTokアカウントは4万人以上のフォロワーがいる。いまでこそ見かけることも増えたTikTokの経営者動画だが、これは実は、長田と高橋が最初の一歩目を切り拓いたものだった。
Twitter活用のメリット
また、TikTokのフォロワーが他のSNS、特にツイッターへと流入することで、経営者や企業がSNSをうまく活用することのメリットがより顕在化することとなった。
就職活動の際に、最近の学生たちは企業の公式サイトを見るのと同じように、当たり前に会社や代表のSNS公式アカウントをチェックしている。既にSNSでの発信がプラスになるというよりも、SNSでの発信がなければむしろマイナスになる、という時代になっているのだ。
高橋のツイッター・TikTokアカウントの存在は、会社の新卒求職者向けのブランディングにおいて非常に大きな効果があった。
常に会社のトップが公の場のSNS上で自身の考えを発信していれば、新入社員が入社後に会社と自身の考えとの乖離に気づく、というようなミスマッチも防ぐことができる。
もちろんこれは代表のアカウントだけではなく、企業公式アカウントや社員の発信にも言えることではあるが、自社の理念を体現する存在であるトップの経営者がSNSにおける発信を適切に行うことのメリットは特に明らかだった。
いぬゆなとの出会い
給与ドクター高橋恭介をバズらせた 経験を経て長田は、令和の時代のビジネスマーケ””ティングの中心を担っていくのはSNS、特にツイッターであり、これらを包括的にコンサルティングし、コーチングするサービスがビジネスとして成立するのは間違いないと感じていた。
ここで、長田がSNSコーチを創立するにあたって、大きな役割を果たしたのがいぬゆなこと現SNSコーチ取締役の沼田宗一朗の存在だ。
沼田は個人としてツイッターのフォロワー1万超えの実績を持ち、当時既に個人事業主として、今のSNSコーチのサービスの走りともいえるSNSコンサルティング/コーチング業務を多くのビジネスマン向けに提供していた
現Bリーグチェアマンの島田慎二氏の紹介で出会った2人だったが、SNS領域における事業立ち上げを考えていた長田にとって、まさに渡りに船、テキストメディアの専門家である沼田は株式会社SNSコーチ創立に必要な最後のピースだった。
SNSコーチングの社会的意義
こうして動画の専門家・長田とツイッターの専門家・沼田がタッグを組む形でサービスを開始したSNSコーチ社だが、そもそも他のメディアではなく、なぜSNSなのか。
長田が今の社会にSNSの適切な使い方のコーチングが必要だと考えた背景には、一つの悲しい事件があった。
それはSNS上での誹謗中傷が原因となったとされる、テラスハウスに出演していた女子プロレスラー、木村花さんの自殺だ。
今の時代、既にSNSは誰にとっても当たり前のものとなり、日常やビジネスとは切り離せないものとなっている。だが、炎上やフェイクニュースが毎日世間を賑わし、SNS上でのミスコミュニケーションは後を絶たない。
広く世に普及しているにも関わらず、未だにSNSを使いこなす側のスキルは非常に未熟なところが多い。まだまだSNSを適切な使い方で用いられていない人は多く、法整備も追い付いているとは言えない。
「だからこそSNSの発信の適正化を促進する僕らのサービスには社会的意義がある」と長田はこの日一番の熱量を声ににじませながら語った。
実は以前、長田はSNSなどない方が人は幸せなのではないかと考えた時期があったそうだ。だがもう社会の流れは止まらない、SNSはどんどん普及し、身近になっていくばかりだ。それであれば、せめて皆にSNSを適切に活用できるようになってほしい、と考えるようになったのだという。
SNSコーチの理念-なぜ運用代行ではなくコーチングなのか
SNS発信の最適化のためのコーチング、という他にはない非常にユニークな事業を展開しているSNSコーチだが、なぜただのコンサルティングや運用代行ではなく『コーチング』なのか。
その裏側には長田と沼田が自身のSNS発信の経験を通して培った『発信の熱量は自分の中身を超えられない』という信念があった。
当然のことだが、やはり自分自身のノウハウや知見を発信するにあたって『自分の言葉が一番』なのだ。本人の想いを伝えるのに一番適しているのは本人の言葉だ。
誰か他人の言葉を借りて、背伸びして発信してみたところで、本当の想いを伝えるのは難しい。また逆に、コンサルティングや研修の名のもとに、誰かが持っている知識だけを渡されたとしても、インスタントな形ですぐに発信ができるようになるわけではない。
当たり前だが、SNS発信で成功する人の裏には綿密なプランニングや多くの努力があり、それは一朝一夕に身につくものではない。
「SNSコーチはバズらせ屋さん、フォロワー稼ぎ屋さんではありません。SNSは魔法の杖ではないんです。」と長田は言う。
だからこそ、サービスの主軸に『コーチング』を据えることを決めた。SNSコーチの目標は、コーチングを受けるクライアントのサポートを行い、伴走しながら100%の内容を100%の発信に変えられるようにすることだ。120%を目指すことではない。
共にSNS運用を続け、最終的にはクライアントにノウハウを伝えきり、SNS発信のプロフェッショナル達が行っているように、自らの力でPDCAを回せるようになってもらう、SNSコーチングを『卒業』してもらうことがSNSコーチのサービスの目指す到達地点だ。
SNSコーチのミッション-日本のコーチング市場を切り拓く
まだ日本ではそこまで普及しているとは言えないコーチングだが、アメリカをはじめ海外ではすでにかなり一般的で、アメリカのコーチング市場においては日本の約20倍の規模と非常に大きい。
SNSコーチの最終目標は、日本でもこのコーチング市場を切り拓いていくことだ。
特に若者の間でSNSは非常に身近なものになっているが、これはつまり、自らの意見を発信することも今の時代のニューノーマル、になりつつあるということでもある。
日本人の多くは、自分の考えを堂々と発信する、というのがそこまで得意ではないが、これもSNSを通じて今後変わっていくのかもしれない。
そうなれば、コーチとの対話を通じて自己研鑽を積むというコーチングサービスの需要・必要性もより高まっていくはずだ。
確かに、SNSは魔法の杖ではない。だが、使い方次第でSNSというツールに無限の可能性が秘められていることは、長田自身がよくわかっている。
今後、SNSコーチが日本におけるコーチング市場のパイオニアとなるにあたって、SNSはまさにうってつけの武器だといえるだろう。
■SNSコーチ■
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