続々と集うカンテラ卒業生。新サービスリリースに裏付けられる各々の活躍と自身のパーパスとの共鳴性。そして顧客への想い。
今年9月の新サービス(CANTERAアカデミー)が無事にリリース実現できたのは、各領域で活躍するCANTERA(カンテラ)卒業生が続々と集まり、各々の知恵を生かしてコミットしていることも大きな要因のひとつです。
現在CANTERAでは、先日新たにリリースした人事のための学習プラットフォーム「CANTERAアカデミー」、そこでの学びの実践の場として副業人事のマッチングを提供する「CANTERAシェア」、さらに日々の学びを記事にしアウトプットする場として、当社独自メディア「CANTERA NOTE」を展開しています。
これらのサービスが運営できる背景には、過去のCANTERA卒業生の存在が欠かせません。
今回は、人事キャリアを持つワーママとしてCANTERAのコアメンバーとして参画している小関さん、青木さんの活躍や自身のパーパスとの共鳴性について、筆者の上村を交えて対談しました。
小関 美穂さん CANTERA5期卒業生
2002年、株式会社パルファン・クリスチャン・ディオールジャポンにて美容部員として社会人のキャリアをスタート。その後、メイク事務所のマネージャー職に就き、新人アーティストのキャリアを一緒に考え伴奏していくうちに、人材育成に興味を持ち人事へ転身。2016年、株式会社カラダノートに1人目人事として入社後、新卒・中途採用、社内教育、労務、制度、総務もやりつつ上場準備。2020年10月マザーズ上場。第二子育休中に地方移住を果たす。パラレルキャリアとして、ワーキングマザーのコミュニティ運営・広報、キャリアコンサルタント合格支援、大学生へワークライフバランスの講義なども従事。2021年2月からフリーランス、4月よりCANTERAコアメンバーとして活動。
青木 祐利さん CANTERA3期卒業生
新卒でアデコ株式会社入社。約10年間、主に金融業界にてRA・CAの両軸で担当。その後、フィジーでのワーホリ生活を約1年経験し、投資信託会社にて人事を4年従事。その後、ITベンチャー企業の株式会社FIXERにて採用を担当。2018年より株式会社Paidyにて採用責任者として勤務。第二子育休中に、ワーキングマザーのコミュニティ運営、100人以上のワーキングママの意見を取り入れた産育休者向けのワーク型手帳を一から制作し、クラウドファンディングも成功。 ワーキングマザーが自分らしく子育てを楽しむ支援をライフワークとすることを決意し、パラレルワーカーとしての道を選択。2021年5月よりフリーランス、7月よりCANTERAコアメンバーとして活動開始。
上村 真菜(筆者)CANTERA11期卒業生
2018年、日本生命にて営業としてキャリアスタート。約2年間、大手銀行やIT企業を担当し生命保険の個人営業に従事。2020年2月より、未経験広報としてキャリアチェンジし株式会社PIGNUSに入社。採用広報を通じてより業務が人事寄りになる。人事としてのキャリア形成に振り切りつつ、拠点を地元の広島に戻す。2021年8月より、どこにも定住せず日本全国各地を転々としながら生活するノマドワーカーとしてライフスタイルを変化させ、同月CANTERAコアメンバーとして活動開始。
上村:お二人のCANTERA(カンテラ)での役割、今ご担当いただいている業務について教えてください。
小関さん:主に、全社の生産性向上と各サービスにおける細かい仕組み化の部分を進めています。たとえばCANTERAシェアでは、副業人事として稼働してくれている方々が心地よく働てもらうための仕組みづくりとして、アサイン時のフォロー体制の強化や稼働中の業務におけるツール整備、各案件を持ち寄った組織勉強会や、必要資料・動画の制作なども携わっています。また、メディア運営やそれに伴う企画なども行っています。
CANTERAシェアでは、副業人事として活動する人にとって「フリーランスでも成長できる」というバリューを大事にしています。
一般的にフリーランス=スキルの切り売りと解釈されていますが、CANTERAではむしろ、フリーランスだからこそ成長できる環境を作り出しているんです。本来副業は、自分が成長できるかどうかという軸で選ぶべきだと考えます。そこに対して、まるっと提供しているサービスはなかなかありません。
アカデミーで学び、分かち合い、それをシェアの中で実践する。そこで得た新たな気付きをノートを通じて発信しさらにアウトプットを整理していく。各サービスが関係しあうことでCANTERAというコミュニティの価値を向上させています。
青木さん:自分の履歴書に箔をつけるための副業、という考え方はあっても、それをシェアしたり、お互いに成長する機会や環境はなかなかありませんよね。個人の成長を実現する仕組みを前提に、みなさんの持つバリューをいかに発揮してもらうか。キャリアの志向性を含めたアサインを実現し、学ぶ・インプット・アウトプットをどうすれば循環させられるかを考えています。
上村:学んだことをシェアすることでさらなる学びや発見につながり、それを実践の場で試すことができるというのは貴重な環境だと感じます。人事の仕事はなかなか正解がないとも言われますし、誰に聞けばいいのか、何を通じて学べばいいのか分からなかったり、自社内だけで自分の成果やスキルアップを振り返れる環境がない場合も多いですよね。
青木さん:CANTERAは自立した学びの化学反応の実現が出来るコンテンツだと感じています。私の役割は、アカデミー導入後の仕組みづくりの部分と、シェア事業における小関さんのサポート全般で小関さんの構想する戦略イメージに対し、その解像度を上げて、実行までのマイルストーンを置いて進めていくことだと思っています。
上村:お二人はなぜCANTERAに関わっているのでしょうか。今後どのようなビジョンを見ていらっしゃいますか。
青木さん:私はCANTERAを知るまでは、”ライスワーク”と”ライフワーク”を切り分けて生きていました。要するに、「生きていくための仕事」はし続けなければならない、と。ですが、ママさんコミュニティで小関さんと出会い、CANTERAに誘われて、その考えが変わりました。
フリーランスという形の中で成長しつつ、それをライフワークにできる可能性を感じたんです。またCANTERAでは、OKRのOの部分を本当の意味で個人に紐づけるカルチャーがあり、深掘りし共有し合う文化も好きだなと感じます。
小関さん:今回リリースしたアカデミーの構想を聞いたとき、自分の見据えているビジョンにも近付けると感じました。私は今住んでいる場所で、『街全体で家族の自己肯定感を育てる』ということを実現したいと考えています。子育てをするようになって自分の子どもには、自立した人に育ってほしいと思うようになり、自立できる人は「挑戦できる人」だと考えていて、挑戦するためには自己肯定感が必要であると感じています。
街という多様な人たちの価値観の中で、自分の興味関心を知る機会を用意し、安心安全の場で挑戦し、やってみたことを内省し自己を知り軸ができることで、次へのチャレンジの一歩を踏み出しやすくなる。その結果、自己肯定感が上がり、自らのパーパスを見出せる人が増えるはずです。
上村:なるほど。「街」であれば自己肯定感を醸成しながら好きなことに挑戦しやすい、というのはおもしろい観点ですね。それで今は福岡県に移住されているということなんですね。
小関さん:そうですね。街ではいろんなプレイヤーがいて、よりチャレンジ回数を増やせるのではないかと思っています。またそこでは、親子が必ずしも一緒でなくてもいいと思います。親もこどももサードプレイスのパーソナライズができれば、それぞれの活躍する場を生み出すことで、相乗効果が生まれていくはずです。
現代は手に入る情報が多いからこそ迷うことも多いですが、学ぶ・実践・振り返る・意見を交わすというCANTERAの流れは、街でも生かせるなと感じたんです。
青木さん:わたしも小関さんの考えと似ているところはあります。ライフワークとして、「なりたい自分になって、人生を味わい尽くす人を世の中に増やすこと」をやっていきたいと思っています。そのためにはまず、なりたい自分像があることが大事で、もちろん自分の子供に対してもそうあってほしいと願います。
わたしは、なりたい自分像があいまいなまま生きてきました。評価される選択肢、正解とされる選択肢を選んできましたが、自分自身の喜びや幸せはないがしろになっていたんです。なので、ライスワークとは別のワイフワークを見つけたいと、ずっと思っていました。
上村:なりたい自分像を明確に持っている人は、世の中にそれほど多くないと思います。なんとなく人から褒められる方、認められるほうを選んでしまいがちですよね。
青木さん:そうですね。大人自身が自分で経験し感じたこと以外は、なかなか子どもに伝えるのも難しい。そんな、子の親や親になる人をサポートしたいと思っています。人は、まわりの人に助けられながら生きていて、できることが増えていく。それをまた他の人にも伝えるという、その繰り返しを実現したいと考えています。まさに、それを実現できるプラットフォームがCANTERAだと、思ったんです。
上村:わたしもまさに今、なりたい自分像を模索しています。まだまだ人事としてのキャリアは浅いですが、ここを軸に、自分のやりたいことは何なのか、について考えています。未来に対する幸せ、というよりは今幸せであるための感情を大事にしたいと思っています。
小関さん:そのためにも今変わった生活をしていますよね。
上村:はい!(笑) 今、CANTERAにて成長企業様の人事支援をしたり、各サービスのコンテンツまわりや全社の採用広報など、本当に幅広く関わらせてもらっています。そして、青木さんもおっしゃるような、自分の「好き」を大事にするため、日本全国を転々とするノマドワークというライフスタイルを選んでいます。
業務以外でも多くの人とコミュニケーションをとったり、それぞれの土地や生活を肌で感じることが、今の自分にとって重要だと考えています。CANTERAではそういった思いを尊重してくれて、新たな学びや気づきを得ることを楽しみにしてくれる文化があります。今の私の使命は、そんなCANTERAを世の中の一人でも多くの人に知ってもらうことだと感じていますね。
小関さん:世の中の常識や価値観が大きく変わるとき、自分の人生観が変わるような出来事があったとき、人は自分を問う機会に直面すると思います。
私は30歳からキャリアチェンジし、人事の道を選びましたがそこにはリスクもあり、周りからの反対もありました。ですが、誰しもがチャレンジをできる場があったらいいですよね。
「人事の新しい扉を開くなら、CANTERAへ」
そんな風に社会から認知され、キャリアチェンジを目指す人にチャンスと革命を与えられるような存在になっていきたいですね。
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