「北陸のハワイ」水島と本場ハワイの海を守る「懸け橋」マイボトルが産まれるまで。
こんにちは。福井県敦賀市の旅行会社、株式会社マップトラベルの代表取締役大道哲平です。弊社は、主に地元の行政、学校、民間企業、個人の方々の旅行の相談、手配、サポートを行なっている創業27年目の会社です。昨年の10月に創業者の父親から事業を承継しております。スタッフは全員で10名。新型コロナウイルス感染拡大で低迷する旅行業界ですが、昨年からは旅行以外の新たな事業を開始したり、これまでの中心であった「発地旅行」の手配以外にも2024年春の北陸新幹線敦賀駅開業に向けた「着地旅行」の手配整備も開始しております。
僕たちの会社の特徴の1つに、ハワイ州観光局認定サテライトオフィスであることがあげられます。スタッフはみんなハワイが大好き。カウンターセールスは全員がハワイ州観光局が定めた「アロハプログラム」という公式ラーニングサイトにおける「ハワイスペシャリスト検定上級」資格者です。この地において、ハワイのPR活動を引っ張っていく立場で、コロナ前は、海外旅行のお客様の約半分がハワイを選ばれておりました。今も昔もハワイは大人気のデスティネーションです。
「北陸のハワイ」水島と本場ハワイの海を守るための活動
そういった弊社の特性もあり、コロナ禍において、海外に行けない今、私たちが大好きなハワイを感じることができる場所は、日本にもあるはず。日本にある「まるでハワイ」な場所を集約し、日本にいるハワイ好きのみなさんに知ってもらいたい。そんな夢をPR TIMESさんのApril Dreamの企画にて昨年発表させていただきました。
この夢の発表後には、夢の第一歩として、まずは僕たちの地元、福井県敦賀市にある「北陸のハワイ」と称される美しい無人島、水島(みずしま)について知ってもらうことを考えました。知ってもらって、来ていただく。見てください、めっちゃきれいな島じゃないですか?毎年海水浴シーズンには、多くの人が訪れます。渡し船で無人島へ渡って、透き通る水に、広がる白い砂浜をお楽しみいただけます。やっぱりせっかく来ていただいた方たちをがっかりさせたくない。毎年深刻となっている海ゴミ問題の解決へ貢献できる仕組みが必要と考えました。
そこでまず、2021年6月の水島海水浴場の海開き前のビーチクリーンアップ活動にマップトラベルのスタッフ全員で参加しました。当日は行政、市内企業、一般ボランティアの方々たちとゴミ拾い活動を実施しましたが、ここまでひどいとは、というのが一番の感想です。特にペットボトルのキャップは拾っても拾ってもまた出てくる。。日本海に面する僕たちの海では、ハングル語のゴミも多いのが印象的でした。一度拾っても台風等で海が荒れた後にはまた多くのゴミが島には漂着するようです。
この清掃活動後に、ハワイで人気のハイドロフラスクに、水島のイラストをデザインしたオリジナルマイボトルを制作、販売開始しました。売り上げの一部を水島の清掃活動と本場ハワイの海を守るハワイ州NPO法人Aloha Ocean Plusへ寄付する形としました。販路として敦賀市のふるさと納税の返礼品としても出品し、福井県敦賀市にある美しい島、水島の観光コンテンツとしてのPRも実施しております。
このボトルを購入すると、水島だけでなく、日本からのゴミが多く漂着する本場ハワイの海も守る仕組みがあることで、敦賀とハワイがつながっていると感じてもらうことを意識しています。せっかく「北陸のハワイ」と称されている島が敦賀市にあることに今よりも誇りをもち、持続可能な観光コンテンツとして、観光地としての磨き上げを行いながら、環境を保護していく活動が定着するきっかけになればと思っています。「北陸のハワイ」をより本当のハワイに近づけるための「懸け橋」マイボトルになってほしいと思っています。
現状購入いただいている方は8割くらいが首都圏の方です。例えば東京で働くビジネスマンの方が、このボトルを片手にオフィスで休憩していたり、湘南海岸でサーフィンのお供をしていたりなど利用シーンを妄想するとうれしいですし、ぜひこのマイボトル片手に水島に遊びに来てほしいです。水島が観光コンテンツとして認知されていくためにも今後も販路の拡大や、次期デザインの検討などをすすめてまいります。
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