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「コスパ最強電動アシスト自転車メーカー」PELTECHブランド誕生秘話

著者: 株式会社PELTECH

「コスパ最強電動アシスト自転車メーカー」PELTECHブランド誕生秘話。無名のメーカーとして苦戦しつつも、「大手と戦わず」にヒットを生み出すまでのストーリー

#誕生秘話 #電動アシスト自転車 #PELTECH


株式会社PELTECH


「常識にとらわれないでより安く電動アシスト自転車を提供する」

無名な電動アシスト自転車ブランドの挑戦!

大手とは戦わない独自戦略で進化を続ける!


私たちPELTECH(ペルテック)は「日々のアナタをアシストする」を掲げ、2011年に創業した電動アシスト自転車ブランドです。「PELTECH」はPEDAL×Technologyの造語で、私たちが持てる技術を自転車に注ぐことをこのブランド名で示しています。

当社は自転車+テクノロジーの融合した電動アシスト自転車にて大きく自転車の世界をが変わると思い開発に取り組み紆余曲折の中、2018年には電動アシスト自転車D2Cブランドとして販売を開始、2022年には年間20,000万台もの販売台数を達成しました。「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」では、スポーツ・アウトドア・カー用品部門におけるカテゴリー賞も受賞しています。


日本製部品にこだわりながらも、よりコスパ良い製品開発し、進化を続けています。このストーリーでは、代表取締役社長園田の言葉とともに、「PELTECH」ブランド誕生の裏側について、振り返ります。


父の代から堺市で自転車フレームを製造するも、2011年に電動アシスト自転車に着目して第二創業

自転車ビジネスをスタートしたのは大阪府堺市は自転車の製造の街で父の代から堺市で自転車フレーム製造会社を営んでいました。そこから1995年頃中国に工場を移転し製造を致しました。

2000年代になるとより自転車の価格が下がり競争が激化していきました、その中でこれ以上続けていくのは難しい時大手が販売し始めた電動アシスト自転車に着目致しました2011年に電動アシスト自転車の開発、アフターフォローを行う会社として設立致しました。電動アシスト自転車の歴史は意外と古いんですが、当社を設立した2011年はまだ所有率が低かったですね。大手企業はすでに販売を開始していましたが、無名なメーカーの電動アシスト自転車は無く、低価格の電動アシスト自転車ビジネスをスタートしたらチャンスがあるんじゃないかと思い、日本社製モーターを搭載した独自ユニット電動アシスト自転車を開発し、2012年にOEMにて協力店舗にて試験販売をスタートさせました。

2016年にはOEMにて全国の大型量販店でも販売を開始しました。販売をスタートして感じたのが、台数として全く売れず市場では求められていないという現実でした。店舗や卸会社で販売していただいても隅っこに置かれて追加の注文が来ることはありませんでした。


知名度のないメーカーとして参入に苦戦するも、ECに活路を見出した


そんな低価格な電動アシスト自転車を届けたい想いは強く持っていましたが、自転車業界に上手く参入するという大きな壁にぶつかりました。非常に保守的な業界なので、無名なメーカーの電動アシスト自転車を販売いただくことは難しいのです。

特に当社は「誰も知らない、低価格」な電動アシスト自転車ですから、自転車販売店にとって不具合が出てお客様の信用を落とすことがあるのではと販売することに躊躇する店舗や会社ばかりでした。現在も同じ状況では御座います。

自転車卸会社や販売店も不具合が発生し多くの手間や信用にかかわることは避けたく、無名な当社の電動アシスト自転車には冷ややかな目線で見られることが多かったです。高性能であることに誇りを持っていましたが、なかなか卸会社や販売店に伝わりませんでした。電動アシスト自転車の市場は大手が100%に近い占有してる市場で安い電動自転車は市場では参入すら認められていない状況で御座いました。ただ大手電動アシスト自転車ラインナップは価格帯や車種も同じなので、弊社ではより安くお客様に新たな選択肢ができればお客様にとって良いことだと思い、そして市場には受け入れられると信じ開発及びアフターフォローを続けました。しかし販売方法としてOEMでの販売スタイルにて提案し続けておりましたが限界があり中々市場での参入の厳しさが御座いました。

行き詰っているときに、ECで直接販売を始めようと社長の提案にて、今のビジネスがスタートしました。初めは「ブランド力もない、ECの経験も無い」そのような会社が販売していけるのかという中スタートしました。


苦し紛れに始めたEC販売。今では事業の柱になった


通常自転車業界の商習慣では卸販売会社や店舗を通じてお客様に届けることが主流でした。ですので苦し紛れに型破りな方法でEC販売がスタートしましたが、現在では柱の事業となっております。

社内でもネットで自転車を買う人はいないだろうなとの印象でしたが、とりあえず挑戦してみようとECサイトに載せると毎日注文がきて、驚きと感動でした。お客様にとっては「無名メーカー・低価格」な電動アシスト自転車でも必要な方がたくさんいる事を実感させていただき、『やっと出会えた』とそんな気持ちでした。

我々も固定概念の中でビジネスをしておりましたので自分たちの常識は間違っているんだとお客様から教えられた瞬間でした。常に生産側で消費者とはすごく遠い存在でしたがオンラインの力でお客様と直に繋がることができ、無機質な印象のオンラインが我々にとってはお客様と繋がれる大きな存在となりました。

今まで店舗などで不具合が出た際には店員さんからはお叱りを受け、心が折れるような言葉もありましたが、現在はお客様宅に訪問修理しお客様から感謝される仕事に変わりました。ただの無名の会社が『PELTECH電動アシスト自転車で楽になった』『毎日が快適になった』という声をいただき、会社名まで覚えていただける会社になった事に常に感謝を感じています。


「自転車は地域の販売店で買うもの」という固定概念を変えるサービスとは

一般の方でも自転車の購入を検討される方の中には、「自転車は自転車販売店で買うもの」という固定概念をお持ちの方も多いと思います。

その中でも徐々に広がってきている「自転車をオンラインで買う選択肢」をもっと拡大していきたいと考えています。拡大のためには、オンラインでの購入に不安を感じさせないような工夫も必要です。たとえば、延長保証サービス。

通常のメーカー保証と合わせて、自然故障に対して最大3年間無償対応する電動アシスト自転車で類を見ないサービスを、ヤマト運輸株式会社と共同でスタートさせています。

また、訪問修理も安心して購入いただける要素のひとつ。通常、電子部品の故障やアシストしない等の不具合があれば、自転車販売店や修理店に自転車を持ち込みますよね。PELTECHの自転車に不具合があった場合は、訪問して修理を行っています。東京にも技術アフタースタッフを配置しました。もちろん、多額な費用はかかりません。

このようなサービスを生み出し続けているのは、常識にとらわれずにサービスを提供したい想いがあったからです。他社や自転車販売店が実施しないサービスで、お客様にも喜んでいただいています。


2022年度には年間2万台以上を販売。ご意見や口コミと真摯に向き合い、改良に取り組む



「低価格・高性能」の自転車をオンラインで販売し続けた結果、2022年度には2万0,000台もの自転車を販売することができました。その中の折り畳み式電動自転車はAmazonランキング1位にも輝きました。常識にとらわれず、新しいサービスを提供したことが要因だと思います。また、オンライン販売サイトや訪問修理で伺うお客様の声をもとに製品を開発していることも要因のひとつですね。

当社では、お客様からの製品に対するご意見や口コミと真摯に向き合い、社員みんなで問題の解決や製品改良に取り組んでいます。

例えば、『お尻が痛い』と口コミがあればサドルをすぐ交換し、『進みが悪い』と聞けばギアを大きくしてスムーズに動くようにし、『こんな色の自転車がほしい』と意見をもらえばカラーリングを変えるなど。

お客様の声をしっかりと製品作りに反映させています。他にも、2種のバッテリー容量が選べるようにもしました。標準装備の8AHのバッテリー、長距離走行が必要になれば12AHのバッテリーといったようにお客様の生活スタイルに合わせて選択ができるのは非常に強みとなっています。

このようにお客様の要望をすぐに実現できるのは、お客様との距離が近い当社だからこそだと思いますね。電動アシスト自転車が必要なお客様のために販売・修理をして、『ありがとう』と直接言っていただけると本当にうれしくなりますし、社員みんなで挑戦し続けてよかったと心から思います。

もちろん、大手企業の電動アシスト自転車も素晴らしいですが、私はお客様の声を形にする、そんなビジネスが性に合っていたのだと思います。


業界向けの展示会に出展せず、あくまでも一般のお客様と向き合う


当社は方針として業界の展示会へ出展しません。

ママチャリ自転車を買う時って、店舗に行ったとしても展示会には行きませんよね。

お客様に直接届けたい想いを持っているので、一般のお客様が少なく業界に精通した方が多くいる展示会には行かないんです。

展示会には出展しませんが、スーパーやショッピングセンターで試乗会イベントを定期的に開催しています。買い物などのついでであれば、多くのお客様に現物を見て試乗していただけます。また、試乗した方から『こういう自転車が欲しい』『電動アシスト自転車のこういうところが不便』などと意見を聞くことができるので、当社にとってもいい機会になっています。

また、当社は大手が取り組まない商品企画力を生かし、「絶対にパンクしないノーパンクタイヤ」を採用した電動アシスト自転車を提供しています。非常に多くの方に選んでいただき、人気商品になっています。


今後も電動アシスト自転車だけではなくカテゴリー幅を広げ、顧客に提供する魅力を高め自転車を今まで販売していなかった企業様などと取り組みをし、新たな自転車販売の形もスタートします!

アフターサービス拡充、プロダクトのアップデートをし続け常識にとらわれない形でトライ&エラーをし続け「PELTECH」が「ライフカルチャーバイシクルブランド」として進化していきます。


HP:https://peltech-cycoo.com/


  • 会社概要

社名:株式会社PELTECH

 代表取締役社長:園田 猛

 設立:2011年4月

 資本金:20,000,000円

 TEL:072-242-7865 

 本社所在地:大阪府堺市堺区翁橋町2-3-3-101





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