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日本の「出会い」の文化をアップデートする。デジタル名刺「プレーリーカード」のサービス開始の裏側と、未来の目標とは

著者: 株式会社スタジオプレーリー

はじめまして!


「プレーリーカード」というサービスを提供しております、株式会社スタジオプレーリーの坂木茜音です。


私たちは「新しい出会いの文化を創造し、コミュニケーションを豊かにする」をミッションに、スマホをかざすだけのデジタル名刺「プレーリーカード」を開発しました。


プレーリーカードは交通系ICカードのようにかざして使います。相手のスマートフォンにカードをかざすとICチップが反応し、事前に設定しておいたプロフィールページが表示されます。そのページには様々な情報を掲載することができ自己紹介やあらゆる情報交換を簡単に行うことができます。このストーリーでは、プレーリーカードを開発することになったきっかけや、未来の目標について紹介いたします。



プレーリーカードの特徴をまとめてみました。


◆ 専用アプリ・カメラは不要。相手のスマホにかざすだけ

◆ SNS・名刺管理ツールとの連携、お好きなURLを掲載可能

◆ 両面オリジナルデザインのカードを高品質でお届け

◆ 一度購入すればずっと使い続けられる、地球にやさしいエコな名刺


新たなコミュニケーションツールを提供することで、初対面の時間をデザインし、より豊かな社会を目指します。


公式Webサイトはこちらから!





たった一人の友人のためのプロダクトから多くの人が使ってくれるサービスへ


共同代表の私(坂木)と片山はクリエイターが集まるシェアハウスに住んでいます。同じシェアハウスに住むアーティストの友人が、海外へ旅立つことになり「彼の活動を応援できるものをプレゼントしたいね」と言って生まれたのがプレーリーカードです。


▷アサヒ荘のメンバー(2023年5月時)


プロトタイプ第一号はInstagramが出てくるだけの機能でした。


その後アップデートをしながら、せっかくなら、とシェアメイト6人にプレゼントしたところ、活動や趣味の情報が多数掲載できることや、SNSで簡単に繋がれることが、「さっと交換できて便利」「使っていて楽しい」とに口コミでどんどん広がり始めました。周りの反応を見て、「出会いの文化を変えることができるサービスになりえる」と確信し会社化してサービス展開を始めました。


サービスをリリースするにあたって「オフラインでいかに個人を表現できるか」という点にこだわりました。例えばカードの印刷について、両面オリジナルデザインで作成できることや、綺麗に印刷できるようクオリティを追求すること。機能面であれば、出会った履歴が残っていくことやプライバシーを守りながら安心して使っていただけること、などです。


たった一人の友人のためのプロダクトが、今は多くの人が使ってくれるサービスへと成長しました。



名刺の代替品ではない。「出会い」の文化をアップデートするための未来のツール


プレーリーカードがつくる価値として「出会いの文化のアップデート」「既存の紙名刺の課題を解決」の2点を掲げています。特に日本は「世界一の名刺消費国」と言われています。文化が根強いところにも課題とやりがいを感じています。


現在の名刺には、大きく2つの課題があると考えています。

一つ目の課題は「無駄が多い」ことです。名刺の制作と管理には、非常に多くの資源、時間、そして労力が費やされています。この無駄を削減し、より効率的に名刺を活用できる方法が求められていると考えています。


二つ目の課題は「表現の制約」です。名刺のサイズには制限があり、掲載できる情報量は限られています。これにより、紙の名刺だけではその人の”人となり”や仕事内容、スキルセット、実績など、個々の特徴を完全に伝えることが難しくなります。人とのコミュニケーションにおいて、この情報は非常に重要であると考えているため、紙の名刺だけでは不十分だと感じています。


「デジタル名刺」と呼んでいますが、名刺を超えた新たな体験を生み出していきます。



「プレーリーカード」でないと描けない未来がある


プレーリーカードを利用するのは個人ユーザーだけではありません。「DX」「脱炭素」「ワークライフバランス」のキーワードで未来を考えた際に、より名刺のシーンが多い企業様と一緒に挑戦する、というアクションは欠かせません。そこから様々な職種、コミュニティ、地域での導入を重ねていきます。


直近では複数アカウントを管理画面上で一括管理することができる、法人向けサービス「プレーリーカード for Business」の展開も開始しており、自治体や大企業への導入も進んでおります。プレーリーカードを活用し、展示会で商談を行った結果、商談獲得数が6倍になったという定量的な結果もでています。



名刺に囚われずに、「ショップカードのポジションになるには?」「営業資料がもっと便利になるのでは?」「クリエイターやアーティストにとっての最適な自己紹介ツールって?」「今名刺を持たない人たちってどんな人なんだろう?」という問いを毎日自分たちに立てながら、議論を重ねています。


問いを膨らませる反面、リアルな声もとても大切にしています。プレーリーカードユーザーさんとのSNSでの反応や利用シーンを見ることはとても学びになります。アーリーアダプターの皆さんは活動的で前向きな方が多く、いつも元気をもらっています。

少しでも改善点があればアップデートするという地道な道のりの先にみんなが使ってくれるサービスがあると思います。今後もユーザーさんの声と社会の声を聴きながら実装を重ねていきます。


人生は「出会い」の連続です。その中でもお互いに一度しかない「初対面」はとても大切な時間です。今後もそんな時間を「どう豊かな時間にできるか」ということを考え続けていきます。今後もデジタル名刺の市場は伸び続けていきます。私たちは先頭を走り続けますので応援よろしくお願いいたします!



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