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女性ベンチャーのismがPR TIMESへのグループインを決めた理由

著者: 株式会社ism


この度、プレスリリースで発表したとおり、2020年10月1日からismはPR TIMESグループの1社となります。実際に株式会社ismの代表を務める私がPR TIMES代表の山口さんへお声がけしてから、半年の年月をかけて今回のプロジェクトを遂行してきました。


ism代表の私自身も「BRIDGE」でM&Aを経験した起業家を取材する機会がありますが、実際には人生はじめての取り組み。そこでこれからの新しい一歩として、私たちもPR TIMES STORYへ想いを残したいと思います。

わたしたちは常に行動者と伴走してきた


株式会社ismは2017年4月5日より「わたしらしく」というキーワードのもと活動を続けてきました。4期目の会社になりますが、現時点まで役員、社員ともに女性のみのメンバーで運営していています。


1期目こそWebコンテンツの制作が中心でしたが、2期目に現CFOの平出を迎え、彼女が運営していたバックオフィス事業を譲受、3期目では執行役員の浪川の協力もあり、開発も含めたWebマーケティング支援、広報PRに想いを持った岡と共に立ち上げた広報PR支援へと事業の幅を広げました。


また、会社自身が女性コミュニティとして発足し、コワーキングスペース「ism campus」や女性のライフスタイル応援マガジン「ism magazine」の運営、と多くの方々のご協力があって創業以来、増収増益を続けてきました


当初は代表者1人ではじめた会社でしたが、定めた想いに共感してくださる方が多く、気づけば3年半の間に沢山の方々と出会い、後ろを振り返れば、創業当初は予想もしていなかったほどに本当に多くの方とご縁をいただいたと思っています。


そんなismですが、私が初対面の方に「女性が強みを活かした会社」と説明をすると、よく「女性向けの商材」に強みを持っている会社だと思われます。しかし、実際は女性にマッチしやすい仕事の種類・スキルに着目した会社です


ismがこれまでに携わってきた仕事は、女性向けサービスをはじめ、シェアオフィス、不動産、医療、行政書士法人......と様々です。そして時にはコンテンツを作り、データを見ながら次の施策を考え、新たなオウンドメディアを企画し、時にはバックオフィスに課題があれば、同時にオペレーションを構築し、とクライアントの方々の課題を本質的に解決するためのアプローチをしてきました。


時には、オファーされた仕事に対してお話し、結果的に弊社に依頼しない別の仕事の方法をおすすめすることもあります。本当に成果の出るかっこいい仕事をしよう、という気持ちを胸に毎日仕事を続けてきました。

わたしたちが活きる仕事を考えたこれまで


Webコンテンツを作るには多様な発想や興味、コツコツと作って届け続ける力が必要です。広報・PR活動でもプレスリリースを書いて、多くの人へ届け、多くの方々とコミュニケーションします。また人や会社を支えるために細かな作業を正確にこなし、問題を発見するのがバックオフィスの業務です。


わたしたちは日々「わたしたちが全うすべき仕事は何だろう?」を考えながら仕事をしていく中で、ismが運営する事業分野には能力がマッチして活躍する女性が多く、結果的に専門性を高め、プロジェクトを成功させる人が多い、ということがわかりました。


また、同じ分野の同じキャリアの人が多くいたおかげで、チームにノウハウは蓄積され、頼れる先輩と後輩になってくれる人も多く、仕事もプライベートも相談できる繋がりもできていました。


ismには「何か大きな確信を残したい!一番になりたい!」という気持ちでなく「頑張っている人々を自分の持てる力で応援したい」という彼女たちの気持ちがあります。「自分は何者になるでもない、できることも多くはない、だけども頑張る誰かの力になれたら、そして自分もその中で成長できたら」と人に寄り添える人が多く存在します。


大きな夢を持つ人々、世の中を推進する誰もが認めるリーダーは素晴らしい存在だと私も常日頃感じています。しかし、彼らに寄り添い、支える存在も同様に尊い存在です。ismでは小さな寄り添う気持ちを持つ行動者と共に、大きな行動を起こす人々をバックアップしてきました。

行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ


PR TIMES代表の山口さんにこの話をオファーした時、きっと突然のことに山口さんは驚いていたと思います。それはおそらく、コミュニケーションを重ねる中で、いかにismが自分たちらしさやカルチャーにこだわり、大切にしているか、を理解してくれていたからだと思います。


しかし、私はごく自然なことで、これがしっくりはまる、と思っていました。3年を経てismは、スキルを育て、マーケティング、ディレクション、バックオフィスと各々がプロフェッショナルな集団になっていました。フリーランスを、起業を目指していた人たちもismに関わる中で独立し、未経験だった人も今では頼れる存在になりました。


わたしは、私たちのチームがより社会の役に立つためには、より大きな計画に参画する必要がある、と考えていました。チームを率いるポジションにある私にとって、成熟した目の前にいる彼女たちの能力をもっと発揮するチャンスをつくりたい、世に出て大きな仕事をし、それを目にした誰かが憧れる女性になって欲しい、という使命感がありました。


また、彼女たちに自覚はなくとも、そうした女性が1人でも多く自分たちらしく活躍していくことこそが、ismのビジョンを叶えることだとも信じてきました。


そんなわたしたちにとって、PR TIMES社は最高のパートナーです。わたしたちも、行動者が行動するための支援を重ねてきていました。


わたしはismを創業したとき、「簡単ではない世の中だけど、自分らしさを忘れずに、その存在を認め合える優しい世界ができるといいな」と思っていました。そして多くの人の力を借り、会社はコミュニティのような形で今日までismが成り立ってきました。


ismは、これからも誰かがふと「自分の出来ることで誰かのためになりたい」と思う小さくても優しい気持ちを、多くの行動者の方々の力に変えるための場所として在りたいと思います。そしてPR TIMESが、行動者が発信する情報がまた他の誰かの人生の糧になる仕組みを広げていきたいと思います。


わたしは「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションがとても好きです。PR TIMESを通して私たちは、多くの行動者の方々と出会えることを楽しみにしています。




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