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エンジニアじゃない僕が今このタイミングでオンライン語り場サービス「CATARU!」をリリースした理由

著者: 株式会社Wacker

2020年5月1日10:00に「CATARU!」はこの世に生まれました。


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CATARU!(カタル)」とは、語りたい話題で繋がるオンライン語り場サービスです。


上記のリリースをご覧いただけると表向きなサービス特徴、開発背景はイメージを持っていただけるかと思います。


ただ正式なプレスリリースには記載することがないサービスリリースの舞台裏や、創業者の考えをこのストーリーではオープンにしていきます。


生活者が喜んでくれるサービスを作りたい。

そもそもなぜ、このサービスを作ろうと思ったのか一言で言うと、「生活者向けのサービスを作ってみたかった」からです。


学生時代から自分で事業を作っていきたいと思っていて、毎日の生活を少しでも豊かにできるサービスを提供していきたいと考えていました。


そんな中、世界中に新型コロナウイルスの影響で外出自粛生活を余儀無くされ、人と人との気軽なコミュニケーションが減ってしまっているというところを感じておりました。


そこを少しでも解消できることを提供できないかなと思い開発しようと決めました。


エンジニアじゃないけど、とりあえずもう自分で作るしかない。

基本的にはオンラインでサービスを利用できるものを開発しようと考え、周りの友人や先輩などにどんな困っていることがあるのか電話でたくさんヒアリングさせてもらいました。


「zoom飲み会に飽きてきた」「オンとオフの境目が湧かなくなってきて何かしんどい」「ずっと家で作業をしているから誰とも話をしなくて寂しい」などたくさん困っていることがありました。


そんなニーズを満たすためには、こんな機能があったらいいなとか着想しましたが、それを実装できるスキルを持っていないことが最大の課題でした。


私はエンジニアスキルを持っておらず、何も形にすることができませんでしたなので、周りのエンジニアの友人などに声をかけたり、実際に専門家に相談しました。


しかし、お互いの方向性やコンセプトにうまく合致せず、開発者を見つけることができませんでした。


今このサービスを求めている人がいるという実感があり、もう待てないという気持ちから自分で勉強してプロダクト開発を自らの手で実装することに至りました。



このサービスってニーズあるの?世の中に出してみないと何もわからない。


どんなサービスも世の中に出すまでは、本当に必要とされるかどうかわかりません。


2020年4月、緊急事態宣言により多くの人が外出自粛生活を余儀なくされました。人と直接会うことが禁止になることなんて誰が予想できたでしょうか。


そんな生活になった結果、人と話す機会が減ってしまったり、ストレスを抱える人が増えているという統計データも出ていました。


こんな時だからこそ、自分たちにできることは何かと考えた結果、

ということをスタートしました。


そんな身近にいる人の問題解決をしたいという思いから、CATARU!は生まれました。


実際には、今もうそうですが、当時からZOOMやLINE、Instagramを使ってオンライン上で飲み会や雑談会が行われていました。


しかし、いろんな人に聞いていると「オンライン飲み会に飽きてきた」「ずっとやっていると話すことがなくなってくる」という声をたくさん聞くようになりました。


そこでいろんな議論した中で、人の「語りたい」という根本的なニーズにたどり着きました。


以前から、自分たちの好きなアニメ、漫画、アイドル、アーティストについて語り合うことの熱量が高いことを知っていました。


今までは、基本的には顔出しせずに、テキストかつ一方的なコミュニケーションがほとんどでした。しかし、この時代で「ビデオ会議ツール」の普及という要素に目をつけました。


ビデオ会議ツールを使って日常的に話すことはビフォーコロナ時代ではなかったですが、現代では当たり前になっています。


これからは「どうしても語りたい」というニーズを起点に、自分の友達はもちろん、初対面の人ともオンラインで顔を出して話すことも当たり前になると思います。



自分たちが夢中になれることを語ることこそ人生を豊かにする。

そして、人間が最も幸せを感じるのは、「自分が好きなこと」に時間を使ってる瞬間だと考えています。


そんな時間が1分1秒でも長くなるということが我々のミッションであります。


「この映画最高だった!どうしてもこの今の感動を誰かと共有したい」

「自分の応援するサッカーチームが逆転勝利した!誰かと喜びを分かち合いたい」

「くせになるラーメン屋さんを発見した!誰か知ってる人と話したい」


自分が感動した瞬間や、ワクワクした瞬間を共有できることこそが、人生を豊かにすると信じています。


そんな時間が少しでも増えたらいいな。



株式会社Wacker 代表取締役

宗近 昌彦







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