コロナ禍でホームセンターの役割が見直された今、企業にとって・お客様にとって必要な人材とは?
新型コロナウイルスの影響で生活や行動を根底から変えなければならない事態になった2020年春。
採用活動も例外ではありません。
北部九州・山口で65店舗のホームンセンターグッデイを運営している株式会社グッデイでは、3月開催の会社説明会を急きょオンライン対応を追加、1次面接から最終面接までオンラインで実施しました。
感染リスクの軽減や移動時間・費用の節約等、学生も採用側もメリットはあったオンライン採用活動。
ただ、本当に入社したい会社なのか?本当に必要な人材なのか?直接会えない分、見えない・感じられない部分はあることでしょう。
この先、オンラインが当たり前になる時代に、私達企業がどんな会社であるのか、またどんな人材を望んでいるのかは、会社や現場に学生が行かなくても、こちらから伝えなえればならないと痛感しました。
さらに、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、改めてホームセンターの必要性・重要性を実感しました。自宅で過ごす大切さを実感し、自宅の空間をさらに快適にしたい・ベランダを色鮮やかな花々で彩りたい・・・と思い立ち、ホームセンターのスタッフが提案や解決方法をお伝えするケースは数多く見受けられました。あらゆる生活シーンに必要な知恵・知識・技術・経験を兼ね備えている店舗スタッフは、ホームセンターにとって絶対的に必要な人材であると確信しました。
そこで、グッデイではこれからの時代に向けて『どんな人材を求めているか』を発信しながら、現場スタッフはどのようにお客様のためにサービスを提供しているのか、その喜びと楽しみも発信していきます。
グッデイが求めている人材 ~学び続けることができる人~
人生を長く生きていくと、モノやコトも進化していきます。便利になる反面、複雑になったりすることも。
進化したモノやコトを使いこなすには、常に情報収集をし、学び、身につけることが不可欠となります。
ホームセンターには、数万点にも及ぶ商品があり、様々な使い方を提案しなければなりません。
スタッフは、それらについて常に学び続け、お客様からのご要望にお応えする義務があります。
グッデイが求めている人材は、常に学び続けることができる人、です。
1つ1つ知らないことをなくすこと、そして知り得たことをお客様に還元すること。
今回のSTORYでは、学び続けることを目標に、店舗の第一線で活躍しているスタッフを紹介します。
~学ぶ姿勢を忘れずに、いつも心に目標を~
グッデイ柳川店 前田達也
グッデイは、1978年に第1号店を出店してから地域の皆様のお役にたてるような品揃えとサービスを提供しています。
『家族でつくるいい一日』を企業理念に、商品を販売するだけでなく、体験やワークショップ等の「学べる場」を数多く提供する
<学べるホームセンター>、グッデイ。
グッデイの店舗には、店長1名にリーダー3名他スタッフが配属されています。
リーダーは3部門に分かれており、
・HIリーダー(ホームインプルーブメント:主に園芸・工具・木材・金物等住まいをより良くする商品群)
・LIリーダー(ライフインプルーブメント:主にペット用品・日用品・レジャー用品・自転車等暮らしをよくする商品群)
・CSリーダー(カスタマーサティスファクション:売場に縛られず、お客様満足を追求)リフォームやモノづくりの担当制をしています。
グッデイ柳川店のLIリーダー前田達也は、2003年入社以来、常に学びと目標をもって店舗業務をこなしています。
店舗配属で一番に感じたことは、「売場やお客様に対して、どれだけ自分が役に立っているのか?」
まだ、知識も経験も浅い前田は、自問自答しながら、現場でその場で学び、そして学ぶべきことがたくさんありました。
先輩がフォークリフトを操り商品移動をスムーズにこなしているのを見て、自らもフォークリフト運転免許を2010年に取得(現在は店舗スタッフ必須資格)。
DIYアドバイザーも「今後は必ず業務に役立つ」と確信し2012年に取得(現在は店舗スタッフ取得推奨資格)。
その後は、 自転車安全整備士・ 自転車技士・販売士2級を取得。
2020年3月には、 グロービス経営大学院(クリティカルシンキング)修了。
自分が学んだ知識が少しでもお客様の役に立つのなら、と思い分野を超えて学びを続けています。
ただ、資格取得が目標ではなく、基礎知識をベースに「お客様や社内で関わる人全てとコミュニケーションをしっかり取ること、が大切なのです。」 そのコミュニケーションも一方的に話すのではなく、まず何事も聴くことを一番大切にしている前田リーダー。
「お客様が尋ねたいことをしっかり聴き、その答えを丁寧に伝えるようにしています。お客様が伝えたいこと・求めていることを理解しないで、自分の提案や意見を伝えたり、知識自慢をしても一方通行で、あまり良い印象を与えません。 売場内では、みんなでポジティブに仕事を進めていけるように心がけています。同じことをするにしても、モチベーショ ン1つで成果が変わってくると思います。常に志を高く維持できるのかを心がけて、日々の業務に向かいあっています。」
「現場での売場作りは他担当からも習ったり、当時の上司から『木を見て森をみていない、一人で何でもやろうとしているのがいけない。』と指摘され、考え方や仕事の仕方を変えるようになりましたね。数字の得意な店長に出会うことで、売上数値を見るのも楽しくなりました。」
これらのことを地道に続けることで、どの店舗に配属になってもご指名で来店頂けるお客様と多く巡りあえ、仕事仲間との信頼関係を築くことができたと感じている前田リーダー。
「全てにおいて、毎日いつも学ぶ環境であったと思う。」
ー前田リーダーの今後の目標は、「何でも楽しんだもの勝ち」
「日々の業務に惑わされず、常に数字を把握し課題を特定してから行動ではなく”考動”に移して行きたいですね。」
仕事にプライベートに、やるからには楽しみながらポジティブにやり、自分に必要なことは努力は惜しまず果敢に挑戦していきたい、と努力を楽しさに変えていく前田リーダー。
「自分の為にも、家族の為にも、常に何か目標を持つように心がけています。
結果、グッデイの理念である『家族でつくる いい一日』につながると思っています。 」
―グッデイで働きたいと考えている人にメッセージを
実はお客様から教えてもらうことも多いので、素直に聴くこと。そして接客現場で学ぶことですね。
ホームセンターは取扱商品数が多いので、『これだけは絶対負けないものを見つけること』をおすすめします。苦手分野の克服も大切ですが、得意分野を伸ばして頼られる存在になれる武器を持ってほしいですね。
僕自身は自転車が好きなので、構造を知るためよく分解していました。先日子供が自転車に乗り始めたのですが、上の子のおさがりで壊れていたけどすぐ修理したので子供から褒められました(笑)
生活上の修理やヒントは現場で学べ、自分自身の生活にも非常に役立ちます。何かトラブルがあっても、少々のことでは動じないですし、自己解決ができることが多いです。ホームセンターで働く醍醐味はここかもしれませんね。
プライベートでは、3児の父。学生時代の水泳部経験を活かし県民水泳大会で市代表として出場したり最近はマラソンにも挑戦中。自宅の庭にはレンガを敷き詰め、今年は日々草でアレンジも。
「実は園芸が少し苦手なので、次はグリーンアドバイザーを取得しスキルを高めていきます。」
ホームセンターで働くということは、生活の知恵・知識・技術・経験が自然と身につき、お客様に快適な生活を提案するだけでなく、自身の生活も豊かになっていくのです。
これからもホームセンターで働くスタッフのリアルな姿をお伝えしていきます。
- ホームセンターグッデイについて
北部九州・山口を中心に、福岡・大分・佐賀・熊本・山口に65店舗のホームセンターを展開しているグッデイ。”家族でつくるいい一日”の企業理念のもとホームセンターの概念にとらわれずに様々な活動をしています。店舗では、園芸やDIY等の様々なワークショップを開催の他、子供のためのワークショップ博覧会「ワークショップコレクション」の開催等、<学べるホームセンター>として、商品だけなく体験や経験も数多く提供しています。
- 嘉穂無線ホールディングス株式会社について
株式会社グッデイ(ホームセンターの運営)・株式会社イーケイジャパン(学習工作キット「エレキット」製造販売)・株式会社カホエンタープライズ(データ活用事業/クラウドサービス活用推進/Tableauライセンス事業/Google G Suite販売パートナー)は、嘉穂無線ホールディングス株式会社のグループ企業です。
https://kahomusen-holdings.co.jp/
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