【リアルカイジ】元公務員K氏に教わった違法カジノで自分の人生がたった180日で○○になり、その後●●になった話

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著者: 田代 政史

※ これからお話する内容には違法な内容がてんこもりです。

あくまでもフィクションという事でおさめて頂ければ幸いです。



遠くから微かに歌が聞こえる。


♬ あなたに〜 会えて〜 よかった〜

  あなたには希望の〜 匂いがする〜

  つまずいて〜 傷ついて〜 泣き叫んでも〜

  さわやかな希望の〜 匂いがする〜 ♬


気づいたらいつもの公園にいた。

ここから見える景色はいつもとは全く違う。

もう、歩けない‥‥。

目の前がぐにゃぐにゃに見えて足下がおぼつかない。

時計を見ると朝の6時。

近くのお年寄りたちが優雅に太極拳を踊っている。


忘れもしない、曲名は和田アキ子さんの

「あの鐘をならすのはあなた」

なんて今の自分に染み渡る曲なんだろう‥‥‥。

この半年の出来事が走馬灯のように蘇る。

膝に力が入らず、泣きながらその場に崩れ落ちる。


やっと気づけた。


本当にやっと。。。。。


そうだ、僕はここから離れなきゃいけない。




第一章
運命を変えたK氏との出会い


10数年前、一人の女友達と買い物に行き

気に入った服を買おうとするときいつもこう言われた。

女友達
その服K氏持ってる!
K氏ってだれ?
女友達
この前買ってた!


知らんがな!


しかし、その女友達と合うたびにK氏の事ばかり。


そんなある日、


女友達
何か性格とか服の趣味合いそうやし、会ってみたらいいやん!
てか、紹介させてーー!
ちょっと待ってくれ。
俺には一回り以上のおっさんと会う程暇じゃないし、そもそもホモでもなんでもない。
女友達
ホモどころか女の子好きすぎる奴やん!笑
うるさいわ!笑 けど、嫌なもんは嫌です。

そういってことごとく断ってきた。


その子曰く、K氏周辺の方々はここらへんではなかなか有名な方達らしく

女友達
高級タワーマンションに住んでてー!
ふーん。


全然興味ない。


女友達
フェラーリに乗っててー!
すごいねー。

棒読み

女友達
モデルの卵とか可愛い女子大生とパーティーばっかりしてる。
そそ、そうなんだっ!!?


動揺っ!!


そう聞いて、単純な僕は心がぐらんぐらん揺らいでしまった。

モデルの卵とか可愛い女子大生とパ、パ、パーテーー。

したいっ!


じ、じゃあそこまで言うなら会ってみてもいいかなー。

クズである。


場所は僕の最寄り駅にまできてくれるという事で後日駅前で待ち合わせる事に。

女子大生とパーティー!デルモとパーティー!

と心の中で連呼する。

所詮、20そこそこのモチベーションはそんな所です。


午後8時駅前。

そこにあらわれたのは身長185センチほどのどこにでもいそうな優しいお兄さんだった。


僕は拍子抜けした
∑(・Д・・)


派手に遊んでいると聞いたのでギラギラしている

いかにもなおっさんを想像していたから。


けれどよく見ると、格好もシンプルだが鞄や時計は超高級ブランドで固めていた。

クズ
初めまして、○○といいます。
K氏
初めまして、Kです。
クズ
ずっと●●(女友達)からいろいろ聞いていましてやっとお会いできました!

本当はそんな事、木っ端微塵も思っていない。



K氏
ほんまやね!ずっと俺も●●(女友達)から聞いてたから会ってみたかってん!よろしく!


そこから3人で居酒屋に移動し、たわいもない話をした。

その日は軽くご飯を食べK氏と連絡先を交換し解散した。


そして次の日、K氏からメールが


mail
(今日何してる?よかったら2人でご飯でもいこうや!)


ん???(´・ω・`)?

二人で?

少し僕は困惑した、、、、


この人、ほんとにホモちゃうか?


けど、せっかく誘ってもらったし、悪い人じゃなさそうなので

会ってみる事にした。


もし告白されたらすぐ逃げよう、、


場所はまた自分の家の近く、

今度は2人きりなので、もっと深い話をした。


今は不動産の会社をしている事。


昔は地方の田舎町で公務員をしていた事。


最近、こちらに戻ってきて昔の友達と遊んでいる事。


数時間たっぷり話した後、解散。

次回お互いに大のカレー好きという事でカレーを食べに行く事になった。

数日後、

K氏に迎えに来てもらい、愛車のピカピカのフェラーリにのせてもらう。

当時20そこそこだった僕は初めての高級車に感動したのを覚えている。

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