鼻炎でお悩みの方にシェアしたかった私の手術話。レーザーではなく切除の体験談です。

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著者: 横平 明日香

もともとfacebookのメモでそっとシェアしていたものです。周りで鼻炎の人に話すとよく詳しく聞かれたので、記憶が薄くなる前に…と一度まとめて友人向けに公開していました。

たかが鼻炎、されど鼻炎。わたしはアレルギー性鼻炎です。

呼吸が浅いことが沢山の体調不良につながっていたこと、炎症が激しい偏頭痛となっていたこと、子供の頃から当たり前だったそれら一通り、鼻炎によるものが大きかった衝撃。普通の人はこんなにも楽なのか!というのが、手術を受け安定してからの感想です。

長年苦しんでいた数々の辛さが激減したので、苦しい思いをしている人の参考になればなあと思い、この度見かけたこのサービスにても公開してみようと思います。基本的にメモのコピペ+αなので読みやすさはないです。悪しからずご了承ください。しかしながら少しでも苦しい人の参考になれば幸いです。心より!



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長いので大きく3章に分けました。




それでも文章のみの説明なので分かりにくいかと…ご了承ください…!


【1】…とりあえずここ読めばどんなものかざっと分かります。

【2】…詳しい経緯を一通り書きました。個人的であり客観的には不要な内容も多いです。ご自身と比較していただいてより詳しく参考にしたい場合にどうぞ。と思い書きました。長いですーー。

【3】…補足と、余談になってくるので切り分けた内容です。



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【1】アレルギー性鼻炎の手術について

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▼もともとの診断


◆アレルギー性鼻炎(ハウスダストによる通年性のもの)

◆鼻中隔湾曲症(病名というより、もともと鼻の奥が曲がっている仕様に対する名称)

◆慢性副鼻腔炎(数年前に一度完治)

※1 



▼やった手術


a)鼻中隔湾曲矯正術

…鼻の左右を隔てる軟骨の一部切除。

もともと、鼻の奥が普通の人より左右均等でなく狭く、特に右鼻が狭い状態だった。その曲がりがひどい場所の皮膚を一度剥ぎ、左右を隔てる軟骨を一部切り取り、また皮膚を戻すという手術。これにより、軟骨が一部なくなるのだが、鼻の外郭を構成する硬い骨をいじるわけではなく、左右を隔てる壁である軟骨をいじるだけなので、鼻が陥没することもない手術。



b)下鼻甲介切除術(左右共)

…アレルギー反応で腫れる粘膜の切除。

鼻の粘膜は三段階あるが、外から一番近い、鼻の中で言うと一番下の部分の粘膜を切り取る手術。レーザーで焼く手術などもあるが、数年で再生しやすいそうで、より再生しにくい切除となった。100%戻らないとは言えないものとのことだが、普段腫れることもなくなり、鼻奥の急激な腫れなどもなくなったことは痛みの改善となり、大きなストレス減となった。


※一番下に先生の書いてくれた手術説明書き画像あり



▼病院


某大学病院

ずっと見てくれて指示もすべてO先生だが、執刀はY先生となった(術後の処置もY先生)

(※facebookでは友人公開しちゃってますが、ここでは不特定多数ということで一応伏せます)


▼入院


一週間(実質8日)


が、良好一日早く退院。(七日)

しかし、退院した日の夜中に再出血、救急搬送され再入院(三日)となった



▼料金


高額医療費の申請をしていない状態で¥126,860

八人部屋のプラス料金がかからない大部屋、三食付き、麻酔代含む

(再入院となってしまったため、別途¥25,110。普通再入院はめったにないとのこと)



▼結果


良好



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★手術がおすすめな人


◆若い人

◆植物による季節性ではなくハウスダストによる通年アレルギーの人

◆薬だけでは抑えられず日常に差し支える症状が出る人

(頭痛や頭がぼうっとする程の鼻づまりなど)

◆鼻以外健常な人



★手術のメリット


◆やはり画期的に鼻通りが良くなった。頭すっきり。ずーんとしない。

◆鼻で呼吸ができるため、呼吸が安定する。

◆それにより緊張状態が改善された気がする。上向きに寝られるようになった!

◆副鼻腔の空気が常に流れるのですぐ細菌炎症することもなくなった。

◆薬不要で生活が一新。ずっと飲み続ける薬代や、通院と毎日の服用その他労力考えると、高くない手術。

◆偏頭痛も激減。

◆アレルギー自体がなくなるわけではないため、鼻の奥が腫れ多少痛むことがあっても、極端に腫れるまでには至らず、激しい頭痛にまでは発展しにくくなった。



★手術のデメリット


◆簡単なものとはいっても、頭蓋骨の中をいじる訳で、全身麻酔などもあり、

一歩間違うと大変危険を伴う手術でもある。(実際、自分は再出血&再入院となった)

◆かなりの痛みを伴う。顔がバケモノ級に腫れる。

◆一週間は入院が必要で絶対安静。(実際は、退院後も安静にすべき)

◆別の部位で弱っている箇所に影響が出る恐れあり。(私は元々弱かった上の前歯がずれた。※2)



★ポイント

やはり、信頼できる病院と先生に巡り会うことが大事だなと思いました。

『自分の症状が、薬でどこまで改善可能で、どこまで無理か?手術の必要はあるか?』

まずそれを切り分けて、

『手術により自分の症状はどこまで改善できそうでどこは無理そうか?』

可能性とリスク、それらを明確にできて納得できた時点でやることをおすすめします。

(自分にとって予想外だったのは、歯のズレや気管支の弱さを発見したことでした。)



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【2】もともとの経緯〜今日まで

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より具体的な状況を振り返ってまとめました。個人的なものが多いですが、

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