アメリカの大学を辞め、20歳の青年がたった4万円で東京にやって来て、どん底から這い上がっていく話

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次話: アメリカの大学を辞め、20歳の青年がたった4万円で東京にやって来て、どん底から這い上がっていく話② 突然の出来事
著者: 西澤 良磨

バスケの本場、アメリカ。




バスケ馬鹿だった俺は夢を追う為にアメリカへ。



そこに行くまでにも色んなストーリーはあったが、今回は長くなるので控えておこう。




19歳の冬、


ついに11年間追い続けたバスケの夢を諦めた。




と同時に、


生きてる意味が分からなくなってしまった。



なぜ、今ここにいるのかも。




目的がないと生きていけない自分にとって、


これは本当に辛かった。




そこに追い打ちをかけるように、


お金が全くない。




ひまわりの種が主食になってた。



極貧時代。




19歳の時はお金もないし、夢もないし、なんで生きてるかも分からないしで、


色んな意味で、1番どん底。






なんでこんな辛い想いをしてまで、こんなところにいないといけないんだろう?


と何度思ったことか。





かなり、キツかった。





そして、俺は日本へ逃げ出してきた。



そう、逃げ出してきたんだ。




休暇をとって、日本に一時帰国。



それが2012年の9月。





日本に帰ってきてからは、



なんとなく生きてた。




けど、


生きてる心地はしなかった。




今まで、あれだけ燃えてきた夢がなくなったのだ。


自分の想いをどこにぶつけて良いのか分からない。


何をやりたいのかも分からない。




自分の人生がわからなくなった時だった。




「何しよっかな」








とりあえず、俳優目指してみよっかな、面白そうだし。






「とりあえず」

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