25歳、社会人3年目の僕が、やりたいことがわからないリケジョ大学院生と出会い、彼女が◯◯になって最後に意中の人と結婚した話(後編)
彼女はさらに大きく変わっていた。何が変わったって、「あり方」そのものが変わった。
木をイメージしてもらえるとわかるけど、根っこがビシッと張られていて、自分の言葉でますます話している感覚が出てきていた。
僕への呼び方も「西勝さん」から「かっちゃん」に変わっていた(笑)
そして、なんと、自分自身で事業をやるという。
リケジョ
かっちゃん、私マンガで教育を伝えたいと思って!
そっか〜上手だったもんね!マンガ。
リケジョ
うん!今書きまくってる。超楽しみだよー!
そう、あとね!
そう、あとね!
ん?何?
リケジョ
私、結婚します!
・・・!!!!!!!!
うそん!
うそん!
僕はそんな話を聞き、彼女が紹介すると言ってくれて、旦那さんにも会わせてもらった。
結婚式は身内の都合上、急遽行う必要があったため、行けなかったのだが少人数で幸せに行われたという。
僕は結婚式の写真を見て、本当に嬉しく思った。
何よりも嬉しかったのは、彼女のお母さんが喜んで笑顔でいるところだった。
結婚したからということではない、彼女が自分らしい人生を歩んで、幸せを掴んで行ったことに誇りを持っているような、清々しい笑顔を感じた。
そんな笑顔をフェイスブックで見ながら、僕はホロリと涙をした。
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