”やりたい事は人を喜ばす事です!”とほざく偏差値30のウザい系大学生が、在学中に某企業の営業部長となった話。かまぼこ屋編

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著者: 俊秀







あれ?夜やのに明るいで?










−僕が小2の時のとある日の夜22時頃−





(サイレン音)

ウ〜ウ〜カランカランカラン!

ウ〜ウ〜カランカランカラン!




「火事や!!!!!逃げろ!!!!!」




すごく大きな大きな声が

家の外から聞こえてきました。



物が焼ける鼻にツンとくる臭い。

慌てふためく家族。

ベランダから見える赤い炎。



その時の僕は小2でしたが、



小2の僕には何がなんだか

良くわからなかったのが正直の感想です。







”家の近所で火事がありました。”






〜〜〜〜〜〜〜〜

人は、運命を避けようとしてとった道で、

しばしば運命に出逢う。


ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

〜〜〜〜〜〜〜〜






−火事の日の昼間−





何もない、いつも通りの良い日でした。




僕の家は

古い一軒家で、

広さは一丁前に広いながらも、

風呂にはシャワーも無い、

2階で人が動き回ると

1階にヒシヒシと音が響き渡るような

そんな家です。



住まいは

おじいちゃんおばあちゃん

父母妹、犬の

6人と1匹の家族です。



みんな元気が良くて、

夕飯時はみんな笑顔でワイワイしているような

そんな明るい家庭です。



そんな

僕の家族のお仕事は、

”かまぼこ屋”です。


自営業です。

家族みんなで経営しています。


意外にも、

地元では結構有名で、

「◯◯さんの店のとこの子やんね!?」


としばしば声をかけられることもありました。


絶頂期にはかまぼこ屋さんの店舗にも関わらず

1日に100万円を

売り上げたこともあったそうです。


店舗も商店街に1つ、

ショッピングモールにも1つと、

2店舗をしっかり経営していて、


商店街で、◯百万円ぐらいはするであろう

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