”やりたい事は人を喜ばす事です!”とほざく偏差値30のウザい系大学生が、在学中に某企業の営業部長となった話。かまぼこ屋編

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著者: 俊秀




どういうことか。




僕たちの家庭は自営業です。



2店舗経営です。



片方の店舗では、

◯百万円ほどはするであろう

機械を使って製造もしている。




その製造もしている店舗とはどこにあったか。




そう、

僕の家の近くの”商店街”

です。




そして、

火事があった場所はどこだったか。




そう、

僕の家の近くの”商店街”

です。







”かまぼこ屋が全焼しました。”







〜〜〜〜〜〜〜

人は常に前へだけは進めない。

引き潮があり、差し潮がある。


ニーチェ

〜〜〜〜〜〜〜






小2の僕、ひらめきました!






−火事から数ヶ月後−






家族の雰囲気が変わりました。




無言。

怒鳴り声。

泣き声。




明らかに変わってしまいました。

小2ながら

家族の闇を感じました。




数ヶ月前の、

笑い声。

明るさ。

楽しさ。




それが信じられないほど

感じられませんでした。





なんと、

かまぼこ屋の後継のはずの父が、

突然、

某引っ越し会社で働き出したのです。




小2の僕には理解できませんでした。


火事が原因です。


店舗全焼。

製造の機械も全焼。


もちろん製造ができない。

売り上げも上がらない。


そりゃあ、もちろん赤字に繋がります。

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