◼️ハネムーンで世界各地の観光名所をドレス姿の嫁を連れて巡った話◼️
そんなんだったらいっその事、
考えない方が気楽で楽しく生きる事が出来る。
そんならことを嫁から教わった。
というか僕なりのリサーチでそうなんだと考えた。
結局、僕は一睡もする事なく、
朝を迎えた。
駅のbaggage(荷物を預ける所)に
スーツケースなど重い荷物を預け僕らは
日の出と共に動き出した。
朝日がアルノ川に反射されとても綺麗だった。
10月上旬の街は少し肌寒い気温で
朝からマラソンをする人などを見かけた
昼や夜にたくさん賑わっているこの街も静かだった
この石で作られた建物達は、
築何百年といった建物が多い。
僕らの生まれるずっと前から、この場所にたっている建物ばかりだ。
そして、僕らがいずれ死ぬ時も、
死んだ後もずっと変わらない街の風景が
この場所には残っているんだろう。
フィレンチェの大聖堂ドゥーモは、
真っ白な大理石で作られた巨大な建築物。
建築年数に400年もかかったらしい。
作り始めた世代の人は完成を見ることは出来なかっただろう。
作り終えた人たちは作り始めた人達と話をする事が出来なかったであろう。
人から人へ受け継がれ、
作られている技術
ジュエリーの伝統技法も建築物も
すべて受け継がれている
古いモノを長く使う精神がこの国には宿っている
日本にいると使い捨てが
当たり前だと思う事が多い。
安く買って不必要になれば捨てて
新しいモノを買えばいい。
確かに新しいモノは新鮮で使うことが気持ち良いかも知れない。
しかし、
「愛着」という感情が沸くのが
人間で古くから使っていたモノを、
壊れても修理して大切に大切に使い続ける事で生まれてくる感情もあるだろう
夫婦関係もそういった精神の方が良いのでは?とふと思った。
確かに次から次へと若い女子に乗り換えて、たくさん遊ぶ事は男子にとって生きがいであり、新鮮で快感を感じるかもしれない。
しかし、
長年付き添って嫁との大事な時間の方がかけがいない時間であり、
どんな新品の製品よりも愛着があり
安心感を感じる存在になるものではないかと。
まだ新婚の僕が言うのは変かも知れないが、きっとそのような感じがした。
僕らは20分ほど歩き続け階段を登っていった。ミケランジェロ広場という小高い丘の上にある街一体を見渡せる広場に向かっていた。
3年前に僕が留学していた時にみた同じ光景を嫁に見せたかった
それはまた何百年前の人達も見ていた光景
屋根はオレンジ色で統一されており、
ヨーロッパの風合いすごく感じるスポット
さらに猫の多い街だ
そこで僕たちは最後の
ウェディング写真を撮影し終えた
マクドナルドで一晩を過ごしたから、
お互い髪の毛ボサボサで、
睡眠不足で目も腫れぼったくなっている。
それも今思うと良い想い出だ
こうして僕らのハネムーンは終わった
僕らの記憶は薄れていくものだか、
写真を沢山撮ったおかげで
その記憶がまた蘇らせる事が出来る
僕らがおじいちゃん、
おばあちゃんになった時に写真を見て心を若返らせる事が出来る
また何年か後に嫁とくる事を約束して
僕らは日本に帰った
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結婚というモノは、何か??
僕はオーダーメイドで結婚指輪を作る
職業柄たくさんの新婚カップルを見てきた。
様々なカップルを見て思う事は、
男性と女性のバランスが大事だなと思った
好奇心旺盛で前にグイグイ出てくるタイプの男性には、一歩ひいて彼を見つめる大人しい奥様
やりたい事があり目標を持って生きる力強い女性には、すべてを包み込んでくれるような優しい旦那様
世の中バランスで出来ていると思う。
結婚に関して大事だなと思うのは、
「いかに相手の事を想い合う事が出来るか」という事。
男性は
「俺が絶対に幸せにする!!」
という強い想いであっても、それが女性にとって求めてない事であれば、それに気づいて一歩身を引かなければならない。
男性の「絶対に!!」と言う言葉は、
男性にとっては絶対かも知れないが、
女性にとってはそれは論点が違う場合が多い。
逆に女性は男性に対して
もっとオープンにする事が相手を想う事に繋がる。女性の方が精神的には強く出来ている生き物。
相手に対して迷惑をかけないようにとか、少し大人っぽく対応しようとか強がってしまう事がある。
それが自分で自分を苦しめてたりする。
しかし、男性はもっと頼って欲しい生き物だから弱音を吐いたり甘えたりしてあげる事が相手を想う事に繋がる
彼が悲しむから悩みの相談が出来ないというのが、逆に彼を苦しめたりする
一概にすべてのカップルがそういう事に当てはまるワケではないけど比較的に多い
と感じた事。
「結婚は人生の墓場」
「結婚は人生の終着点」
など暗い話をする人が世の中には多い。
本当にそうだろうか?
少なくとも僕は結婚してすごい幸せだし楽しい毎日を送っている。
僕のおじいちゃんおばあちゃんもいつもケンカしていたけど、
いざおじいちゃんが病気で亡くなってしまった時、本当におばあちゃんは悲しんでいた。
その後も毎日仏壇に手を合わせ、
語りかけ続けている。
「今日はこんな事があったよ」
「こんなお土産を買ってきてくれたよ」
とおばあちゃんは仏壇の中の
おじいちゃんに毎日語りかけている。
というよりもおばあちゃんは心の中で生きているおじいちゃんに語りかけているんだと思う。
自分の心の中にパートナーが存在するって
すごい幸せなことではないだろうか。
結婚する事によって生涯信頼できるパートナーが存在する事がどれほどその人にとって心の強みになる事だろう
笑顔をもらって幸せな気持ちにしてくれる事だろうか
世間から見たら少数派かもしれないが少なくとも僕は結婚は幸せだと思う。
「結婚なんて墓場だよ。」
ひょっとしたらそう言っている人も、
口ではそうやっていうけど心
の中ではニコニコしているのかも知れない。
このストーリーを読んで少しでも
結婚って良いなと感じてもらえたら嬉しい。
結婚しない人が最近増えているけど、
再度、結婚の素晴らしさを確認してもらえたらと思います。
2014年10月上旬に帰国した僕らは、
10月下旬にウェディングパーティーを地元で開催した。
色んな所でで撮影してきた写真を
パネルにして壁に貼りまるで写真展のように会場の入口に飾る事が出来た。
▼2015年10月
現在、僕らは変わらず嫁と仲良く暮らしている。
しかし、一つだけ大きく変わった事がある。
それは8月に僕らの間に可愛い女の子のベビーが産まれた事だ。
結婚の喜びとまた違った喜びを感じる事が出来る
いつか子供を連れて世界中で写真撮りに行こうなんて、嫁と話をしている。
これからの生活が楽しくてたまらない。
結婚とは、そういうものだと思っている。
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※このストーリーは、すべてほぼ実話です。
結婚の価値観に関してネガティヴな人が増えている世の中でも、こういった考えの人も実際にいるのは事実です。
・もっと結婚について前向きな人を増やしたい
・こんなハネムーンにしたい
・恋人に読まさせてたい。
・結婚したくなった!
など思ったかたは、
「シェア」して少しでも多くの人に広げてくれると嬉しいです。
実際、どんな2人が行ったのか興味がある人だけで良いので
是非、写真とかチェックしてみて下さい。
◎Neverまとめ
「ワールドフォトウェディング」で検索
(http://matome.naver.jp/m/odai/2142329082078306101)
「このストーリーを読んだ人すべてに幸せな結婚生活が訪れますように。」
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