ずっと気になっていたニューヨークへ。思いつくまま、ノープランで行ってみた。

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「セントラルパークに行こう!」


ぜったいに行きたい場所、セントラルパーク。


なんでかわからないけど。


とにかく、ぜったいに。


私たちは、タクシーをひろうとセントラルパークへ向かった。


そこでサンセットが見れれば、言うことなし。


街中は混んでいてゆるゆる走りのタクシーで間に合うか微妙。


祈るような気持ちで私たちはタクシーをおりた。


すると目の前にあらわれたのは、ダコタハウス。


ここはかの有名な、ジョン・レノンとヨーコ・オノが住んでいる?


3mくらいの大きな門に炎が揺れている。


すごいパワー、すごいエネルギー。


その門の前に、二人で立ってみた。


なんだかわからない、桁違いの豊かさ。


今でもヨーコさんはここに住んでいるの?


そうみたいよ。


そのパワーに圧倒されつつそれを思いきり感じた。


ダコタパワーを満喫したら目と鼻の先にあるセントラルパークへ。


入り口すぐにジョンレノンの碑があって「Imagine」





そこでImagineを歌ってる人がいて、


バラがあって、いまだにジョンがそこにいるかのよう。


ジョンにもヨーコにも


アーティストとして生きるってことの後押しをされたようでもあり、


私たちはお互いに写真を取り合いながら、セントラルパークを歩いた。


サンセットのセントラルパークは、とにかく美しかった。


木々の間から見えるビルディングに自然と都心のバランスのよさ。


私たちは芝生を裸足で歩き、くつろいで大きな石の上に座った。


石の上にあぐらをかく野村さんは、


仙人みたいで、その姿が板についている。


私も石の上に寝転んで、


ただ感じてみた。ほのかにあたたかい。


ひたすらセントラルパークを感じると、


夕暮れのNYを歩きながら、ホテルに戻る。


私の目的は大方果たせてしまった。


セントラルパーク。とにかく、幸せ。


日本でちいさく縮こまっていたのが、


バカみたいに思えてくる。


自由でいいんだなー。


そう思えた、NY一日目。


その日は考える暇もなく、


ベッドに入り、ぐっすりと、寝た。








NY、二日目。


朝おきると、東京から持参したバナナを食べた。


へにゃへにゃのタッパーでNYヘもってきた。


「NYにタッパーもってくるなんて、おかしい!」


っと、タッパーを野村さんにいじられながらの朝のお茶。


お互いの瞳の中をのぞきあって、


お互いのギフトを伝えあうっていうワークをして。


野村さんに瞳をのぞかれた私。


「新しさ」


と、そんなワードをいただきました。


新しさかぁー。なんだかうれしいね。


野村さんの瞳の中をのぞくと、


「最先端」って、ワードが出ててくる。


たしかに野村さんって、なんか最先端な感じがするかも。

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