僕と家族とひきこもり。悲しみの底で見つけたカウンセラーという生き方を目指した2190日。 その2

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そして、「胸の痛みが消えた、聞いてもらうってこういう事なんだ…。」


そう、思ったあの日。


「そうだ、いつかこの人みたいに、悩みを聴いて人の役に立ちたい!」


そんな小さな決意をしたあの日。


勇気を振り絞ってよかった。


勇気を振り絞り、向かった先で、とってもいい出会いがありました。


僕はそこで、IT系の経理の職業に紹介予定派遣という(6か月間試用期間で、その後正社員登用かどうかを面接で決める)形で、未経験だが就きました。


そこで、6カ月間働きました。


初めての職場で、初めての仕事、初めての環境、家から原付で10分の職場。


初めての給料は、家族を焼肉へ連れていって、みんな喜んでくれました。


母も父も、姉もみんな笑顔でした。しかし、そんな生活は長く続きませんでした・・・。


・2度目のひきこもり。


どうしてもその仕事にやりがいを見いだせず、


このまま家と職場の往復で、彼女とも結婚して死んでいくのか・・・。


なんてことを思うと、なんだかとっても怖くなりました。


「このままでいいのか?」


そんなことを考えながら、半年間が過ぎて、


先方からは専門職で採用という話しを頂きましたが、僕は辞退しました。


もっと違う職業に就こう、もっと人と関わる仕事に就こうと、そう思って。


しかし、そんな思いも長くは続かず、その後少しだけ転職活動をしましたが、


結局行かなくなってしまい、Yさんにも申し訳なくなり、行けなくなってしまいました。


その後、結局僕は引きこもりに戻ってしまいました・・・。


「何の為に生きるんだろう・・・」


「生きるって何だろう・・・」って、そう思って、また逃げるようにゲームの世界へと戻っていきました。


しかも、今度は前回よりもさらに深く・・・。


その後すぐに彼女とも別れ、第2次ひきこもりが始まりました。


家族は一度働いたので、すぐにまた活動を再開するだろうとか、大丈夫だろうときっと初めのころは


思っていたと思います。


しかし、そうはならず、僕はずっと引きこもりゲーム漬けの日々・・・。


もう、何をしていいのやら、周りの友達とも一切連絡をとらなくなり、


たまに連絡をくれてもすべて無視でした・・・。


「お前何してるの最近?」と聞かれるのがたまらなく嫌で、

働いている友達に比べて俺は何をしているんだ・・・。
また、ひきこもって親のすねをかじって、ゲームばかり、、、自分はクズだな・・・。

そんなことを考えながら、そんな現実と向き合うのが嫌でオンラインゲームの世界へと逃げていきました。


その世界は誰も僕が引きこもっているのを知らないし、誰も現実生活の事を聞いてきません。


だから、そこでなら必要とされる気がしたし、なんだか居場所があるような気がしていました。


もう1日ずっと朝から晩までゲームの日々です。


一日に平均で12時間はやっていました・・・。


両親や姉はみんな働いていたので、みんなが出ていった後にゲームをして、


それから深夜までずっとゲームの日々・・・。


家族はもう何も言いませんでした・・・。


PCがあった部屋はリビングでしたから、息子そして弟がずっと死んだようにゲームをしているんですから、


見ている家族はそうとうつらかったし、色々言いたかったと思います。


それでも、普通に話しかけて来てくれます一生懸命。


ヘッドホンをしてゲームをしていたので、そんな声も聞こえず、聞こえても、頷くか、すこし言葉を出すだけ。


「いつまでやってんだ・・・」


そんな家族の声が聞こえても、無視してずっとゲームの日々。

ネットゲームをやっている時だけは、

家族のこと、将来のこと、悩み、苦しみを感じなくてすみました。

そのオンラインゲームをやって、一緒にいろんな人とゲームをしている時だけ、


その苦しみから逃れる事ができました。


頭の中は寝ても覚めてもゲームの事ばかり、他の事が入るスキがありませんでした。


しかし、ふと考えると、漠然とした不安が襲ってきて、たまらなくなりました。


そんな生活が1年くらい続き、生きてるんだか、よくわからない状態が続きました。


・「野川さん、助けて!頭がおかしくなりそう!」


そんな生活を変える事になった一つのきっかけは、オンラインゲームの友人の助けて!の一声でした。


ある日、いつものように、ゲームにログインをして、ゲームをしていると、急に友人からチャットが届きました。


友人A
野川さん、助けて!!www俺頭がおかしくなりそうだよwwwww
(w=(笑)の意味)
ちょwww落ち着けwwwどうした!?


というネットの友人のチャットから始まりました。

その友人は、僕が聞いたことがないような、波乱万丈な人生を語り始めました。

友人も引きこもり、当時の僕より7つほど年下でした。


家庭環境が大変で、こんな家ってあるのかというほどの、大変さでした。

どうやら、彼も限界が来たようでした。

そりゃ~限界がくるよ、発狂したくなるよ!というような内容だったので、

よく耐えてきたなと思ったと同時に、おれにそんな事相談されても、どうしたらいいの!?と正直戸惑いました。

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