人は変わることが出来ない。そう思っているあなたへ。まずはこれをご覧いただきたい

<

3 / 5 ページ

>
著者: 作田 勇次

そんな中、私は容赦なく遅刻や欠席を繰り返しました。特に理由もなく、欠席。そして、その連絡もしない。

卒業までに私は30近く遅刻や欠席をしました。
それだけでなく、テストも真面目に受けていませんでした。

通常、テストに不合格だった場合、再度勉強をし直し、再試験を実施し、合格点を取ります。

その再試験もほとんどの方が、受けないほど、皆真面目です。しかし、私はダントツで再試験を受け続けました。

そして、あろうことか卒業間際の再試験の日。
私はその試験すらも、受けることを放棄し、サボってしまいました。


更に、2年生になれば、皆整備士として就職の内定を獲得します。私が通っていた整備の学校では内定率なんと99%。本当に一部の人以外はきちんと内定がいただけるのです。

私は整備士にはなりたくない。という理由で、特例で営業職に応募。しかし、呆気なく不採用。担当してくれた人事の方は優しく声をかけてくださり、

「1年間整備士として働いてくれたら、営業にしてあげるから、うちに来なさい。」

と言っていただきました。

それでも私は整備士にはなりたくない。
そう言い切り、その話を断ってしまいました。

特に理由もなかったのです。
ただ思った通りにならなかったことが嫌だっただけ。
ロクでもない人間だったのです。

そして、内定率99%の内定しない1%の生徒となってしまいました。

著者の作田 勇次さんに人生相談を申込む