【ミーハーの一念、岩をも通す】「QUEENに会いたい!」子どもの頃の夢を実現させたわたしの物語 第二章
(わたし自身、ホテル勤務の頃はそう答えてたからね。)
この時も、当然そう言われるだろうと思っていたけれど、
それでも電話をせずにはいられなかった。
ところが、オペレーターは
「はい、今お部屋へお繋ぎしますので、しばらくお待ちください」
え?
え?
お部屋へお繋ぎしますだって?!?!?!\(◎o◎)/!
え?
どーしよー、Rogerが出たらどーしよー!(;・∀・)アセアセ
しばらく呼び出し音が鳴り、
ふたたびオペレーターが
「申し訳ございません、お呼び出ししましたがお部屋にいらっしゃらないようです」
(*´ỏ`*)ホッ
焦ったー!Rogerが出たらどうしようかと思ったよー。
しかし、これで気持ちが決まった。
コンサートには行けないけど、ホテルへ会いにいくぞ!
娘も連れて、子連れ追っかけだー!!
かくして、わたしは無謀にも、
子連れで人生初の追っかけに大阪へ向かうのでした。
1994年5月21日
わたしは5歳の娘を連れて、
人生初の「追っかけ」をするため
神戸の自宅から大阪市内のホテルへ向かいました。
ホテルに着いてみると、
ロビーには同じく「追っかけ」と思われる人がたくさんいました。
勢いでホテルまで来てみたものの、
さて、これからどうする?
追っかけなんかしたこともないのに、どうしたものか。。。(。-_-。)
Rogerが下りてくるまで、ひたすら待つしかない?
というか、待ってたら下りてくるのか?
裏口から出ていくということはないのか?
など、だんだん不安になってきた。
幼い娘を連れて、あてもなく待つのもしんどい。
そこで、勇気を出して、
同じようにRogerを待っていると思われる
QUEENのTシャツを着ている人たちに声をかけてみた。
今思えば、これも運命の出会いでした。
声をかけた人たちは、
「Shadow Queen」という私設ファンクラブの人たちで、
気さくにわたしを招き入れてくれました。
そして、
「まだ降りてくるまで時間があると思うので、一緒にお茶でも飲みましょう」
と言ってもらって、ラウンジでお茶を飲みました。
その際に、
「昨日ホテルに電話したら、Rogerの部屋に繋がった」
という話をしたら、
もう一度電話して、何時ごろホテルを出るか聞いてみよう!
ということになり、
ふたたび、ロビーの電話からRogerの部屋に繋げてもらう。
またしても心臓バクバク!
そして今度は応答があった。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
Rogerではなく、スタッフだった。
(たぶん、当時のツアーマネージャーのGerry)
「Rogerは何時にホテルを出ますか?」
「Rogerに会うことはできますか?」
「4時頃だよ。ロビーで待ってね」
ということで、4時頃にRogerがロビーに降りてくることはわかった。
が、今度は近づけるのか?という問題が。
ガードがかなり固いらしい。。。
そしたら、ある方が、
「以前、子どもに花束を持たせて近づいたら、うまいこといったって人がいたよ」
という話をしてくれた。
はい、そのアイデア、いただきます。(*˘˘*)
ホテルの花屋でお花を買って娘にも持たせて、準備万端。
果たして、4時すぎにRogerが降りてきた。
しかし、案の定、ガードが固く、
Rogerのまわりに集まった追っかけの人たちは
みんなボディガードに跳ね除けられてしまっている。
そこで、娘を盾にして、
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