【ミーハーの一念、岩をも通す】「QUEENに会いたい!」子どもの頃の夢を実現させたわたしの物語 第三章

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前話: 【ミーハーの一念、岩をも通す】「QUEENに会いたい!」子どもの頃の夢を実現させたわたしの物語 第二章

「TEO TORRIATTE 2004」を開催。


2日間で345人を動員することができました。

 


さて、わたしがコンベンション開催にこれほどの情熱を注いだ

その理由はなんだったのか。


じぶんの私財(QUEENコレクション)をなげうってまで、やり遂げた理由。


それは、ただただ、


「たくさんのファンと一緒に大好きなQUEENを楽しみたかった」


週末3日間もQUEEN漬けになって遊んでいるイギリスのファンが羨ましかった。

日本でもそういうことがしたい。


絶対に楽しいに違いない!!


それに、わたし自身が長年、孤独なファンだったのが、

QUEENファンの友達ができて人生が変わったので、


「同じように、まだQUEENファン友達がいない人をたくさんの仲間に繋げたい。」


その思いだったと思います。




ボトムラインでのコンベンションを開催した2004年、

わたしの家庭にちょっとした異変が起きました。


元夫が会社をクビになり失業したのです。


元夫が再就職するまで、わたしが仕事を増やして家計を支えることになり、

私設ファンクラブの活動とコンベンションの活動の両方をやるのが難しくなったため、


わたしは私設ファンクラブの方を退き、

「日本コンベンション実行委員会」の活動に専念することにしました。



また、私設ファンクラブは退いたものの、

イギリスのオフィシャルファンクラブの日本人会員で英語が不得意な人向けに、

入会や更新のヘルプをしたり、問い合わせに対応する役目をJackyから任されました。


よりたくさんの会員を獲得したいファンクラブ側が、

英語が障害になって入会を躊躇っている日本人への対策でした。


そこでわたしは、

日本人会員にももっとメリットを与えてほしいと訴え、


2005年のQUEENミュージカル「We Wii Rock You」日本公演の

プレミアショーのファンクラブシートの確保や


同年10月にあったQUEEN + Paul Rodgers日本公演の

ファンクラブシートの確保を依頼。


まずJackyがプロモーターと交渉をして、

その後の打ち合わせや手配準備などをわたしがやる、

という連携プレーでファンクラブシート提供を実現させしました。



さて、そのQUEEN + Paul Rogers日本公演で、

わたしはじぶんでも信じられないような展開が待っていました。


知らない間に、

わたしは「ただの追っかけ」から「バンドの友人」になっていたのです。


なんじゃ、そら?!


それは。。。



QUEEN + Paul Rodgersの来日公演が決まった時、

私設ファンクラブ時代から親交があったAさんから


「Brianがゲストパス出してくれるそうなので、あゆさんの分も頼んでおきました」


と連絡がきました。


Aさんは長年のBrianファンで、

とてもマメにBrianに手紙やプレゼントを送っていたので、

そのお礼にゲストパスを出すという話になったとのことでした。


憧れのバックステージへ行ける!ヽ(*´∀`)ノ


Aさん、ありがとう!


このバンドユニットのサポートギタリストは、

98年のBrian May Bandで出会って以来、

ファンサイトを運営したりして応援してきたJamie Mosesでした。


彼とも7年ぶりの再会です。ヽ(*´∀`)ノ


(実はこの間3回ロンドンに行ってるのですが、

タイミングが合わず、彼に会うこと叶わず。)


実は、QUEENの来日も嬉しいけど、

何より楽しみにしてたのはJamieとの再会でした。(^_^;)

 


QUEEN + Paul Rodersが日本に到着した日、

わたしは仕事で空港へお出迎えに行けませんでした。


でも、お出迎えに行ったお友達がJamieを掴まえて、

わたしに電話をかけてくれました。


メールでは頻繁に話をしていたものの、直接話しをするのは7年ぶりです。


舞い上がりました。\(//∇//)\


そして、Jamieから

「パスを出すから、やっと会えるよ!」と。ヽ(*´∀`)ノ

 


あ、わたし、BrianとJamieと二人からパスがもらえる~♪♪

 


再会の場は、横浜。10月29日(土)

ライヴ終了後、

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