【ミーハーの一念、岩をも通す】「QUEENに会いたい!」子どもの頃の夢を実現させたわたしの物語 第三章
パスを持って他の招待客とともにバックステージの「ゲストルーム」へ。
招待客は30人ほどいたと思います。
まずはBrianが登場。
限られた時間でゲスト全員に声をかけないといけないので、
さほどゆっくり話はせず、
メールでいつもやりとりしてることへのお礼を言って、
プレゼントを渡して写真を撮っただけでおしまい。
そして、待ちに待ったJamie登場!O(≧∇≦)O
久しぶりの再会に、ほんとに舞い上がりました。(^_^;)
「恋する乙女」でしたわ。(^_^;)
Rogerはずいぶん遅れて登場。
Rogerには何やら取材が来ていて、その場でビデオ撮影があり、
それが終わってファンへの挨拶もそこそこで退散していきました。(^_^;)
横浜は2日間公演があり、翌30日のことです。
前日と同じように「ゲストルーム」に行ったのですが、
ツアーマネージャーがやってきて、
「Jamieがここではゆっくりできないから、”楽屋へ来て”って言ってるわよ」
とわたしを、ゲストパスでは入れないバンドの楽屋スペースへ連れていってくれた!
楽屋スペースは、
サポートメンバー3人の部屋、Rogerの部屋、Brianの部屋、Paulの部屋と
4部屋に分かれていました。
サポートメンバーのうちの一人は、
「QUEENの5人目のメンバー」とも称されるSpike Edneyでした。
わたしは、Jamieを通して彼とも親交があったので、
Spikeはバンドのスタッフやセキュリティの人たちに
わたしのことを
「バンドの古い友達なんだよ」
と紹介してくれたのです。
「バンドの古い友達」
なんて素敵な響き!(ღˇᴗˇ)。o♡
この日はBrianの楽屋にも招き入れてもらって、
そこでBrianともゆっくり会うことができました。
QUEEN + Paul Rodgers 名古屋公演で、
わたしは娘が生まれた時に願ったこと
「いつか、この子と一緒にQUEENのコンサートに行きたい」
を果たしました。
この日はコンサートの始まる前と終わったあとの2回、
バックステージにお呼ばれをしたので、
バンドメンバー全員とゆっくり話すことができ、
また娘も紹介することができました。
Rogerには、94年の「あおによし」の折、
娘がホテルで花束を渡したことを言ったら
娘を見て、
「ああ! あの時の!
あの花はもう枯れちゃったけど、キミは大きく成長したんだね!」
と言ってくれました。
覚えててくれたのね~。(´;ω;`)感涙
この日はPaul Rodgersにも会うことができました。
とても気さくで優しい人でした。
このあとの福岡公演でも、
もう追っかけをする必要もなくメンバーに会え、
そして、翌年2006年のアメリカツアーにも「来るなら招待するよ」
というお誘いを受けてロサンゼルスとサンノゼの公演に行き、
バンドメンバーのみならず、スタッフからも大歓迎を受けました。
こういう待遇を受けるようになったのは、
なにもわたし一人の「手柄」ではありません。
もう一人、ギタービルダーのT氏のおかげでもあります。
彼は横浜でカスタムギターショップの経営をしていて、
たくさんの海外ミュージシャンと親交があり、
大のQUEENファンでもあります。
1998年に彼がJamieにプレゼントしたギターが縁で、
わたしはJamieを介してT氏と知り合い、意気投合しました。
そして、この時もバンドメンバーのギターについて相談に乗っていて、
一緒に行動していたわたしは、この夢のような待遇を手に入れたのです。
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