ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part5 ~神様は唯一幸せになれない人間を作った~
奈落の果てなんてまだ序の口でした。
もっともっと深く、もっともっと暗く、
二度と上がってこれない閉ざされた闇の底がまだありました・・・。
この時点で僕は、学校を1ヶ月半以上
休んでいたので留年は確定していました。
でも、そんなのはもうどうでもよく、
最後の大会でコートに立ち続けるまでがんばると決めていました。
でも、思いがけないところに落とし穴がありました。
ある日、部活をしているときに顧問に呼び出され、
衝撃なことを言われました。
「もっと早くに調べれば良かったんだけど・・
高校のルールで留年した人は
最後の大会出れないそうなんだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・
全身の力が抜け、その場で崩れました。
すべてが崩壊した瞬間でした。
今までのがんばりがすべて無意味になり
何のためにがんばってきたのか分からなくなりました。
もしかしたらなんとかがんばれば
学校に戻れたかもしれません。
最後の大会に出るために
もうちょっとがんばれたかもしれません。
でも、もう僕は
疲れました。
著者の小崎 真作さんに人生相談を申込む