【ニート道】借金300万抱えた私が上智大卒ニートになるまでの道のり【人生で大切なことって何?】

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わたしが言う言葉はいつもこうでした。




「わたし働きたくないんですよね」




みんなぽかんとしましたね。社会の常識の中で生きている人の中で、非常識な存在でした。


わたしは意識が低い方にものすごく意識が高い大学生でした。

起業セミナーだとか自己啓発セミナーだとかたくさん通いましたが、


世の中を変えたい熱い思いも、輝くビジョンもありません。




自分の生活を守って生きていきたい



朝はゆっくり起きる


午前中は朝食を作り、洗濯をして部屋の掃除をする。


ゆっくり食事を三食食べる。


誰かに怒鳴られることなく微笑んで過ごす。


誇りをもってできる仕事をする。




それを望むことはそんなに贅沢なのでしょうか?



当時はそんなことばかりを考えていました。

ですが、わたしの考えることは常識の範囲外だったようでした。


さて、結局その時に出向いた場では望む答えを得られなかったわたしは日本を脱出しました。

意識の高い大学生らしくバックパッカーなんてこともしてみたのです。

結局在学中に22~23か国は回ったでしょう。




そこで知ったのは




「なんだこんなに働いてるのは日本人だけじゃん。」




道路で昼寝中のフィリピン人、昼間から満席のドイツの飲み屋。

世界を知って日本を知りました。


24時間営業のお店なんて、ほとんどありません。数分おきに来る電車もありません。

日本の良いところも知りましたし、他国の良いところも知りました。


そうして思ったのは日本の常識は常識だけども「正解」じゃないってことでした。

正解不正解がないものを守る必要なんてないよね。



帰国をしてからも働かない未来を探してセミナーなどに参加して

意識の低い意識の高い活動を続けていたわたしについに転機が来ました。






「君は起業するしかないね。」




コンサルティングの仕事をしているという、ある起業家の方にそう言われました。




ここで疑問符。

わたしは働きたくないのに、起業なんて正反対じゃないか、そう思いました。

起業する人なんてそれこそ意識の高い大学生のなれの果て。


ガムシャラに、

寝食を忘れて、

不眠不休で、

己を削って、

身を粉にして、

働いていくものなのでは?



固定観念ガチガチにそう思いました。




ですが、その人の話はそんな疑問を解決。

世の中にはわたしの知らない、そしてずっと求めていた働き方がありました。


自分の価値を高めて、少ない労働時間でもお金を得られるようになる働き方。

仕組みをつくり自動化して価値提供をする働き方。

しかも怪しいこともわるいこともしていない。


そんな働き方をする人たちがいるのです。

月収が7桁円、一日の自由時間が23時間でしかも20代なんて人もいました。

彼らのするビジネススタイルを教わりました。


わたしにとっては喉から手が出るほどほしかった情報がようやく手に入ったのでした。






「しかし起業なんてして、わたしなんかがうまくいくのか?」


自信のないわたし。

ですがそんなチキンハートを奮い立たせる出来事が起こりました。





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