記憶にございません!三谷幸喜の映画は何が面白いってブラックユーモア満載。現実の痒い問題点に笑いで切り込んでいくのがいいの!
三谷幸喜の映画、作品は賛否両論です。好きな人は好き。嫌いな人は嫌い。圧倒的圧倒的三谷幸喜!(賭博黙示録カイジ風に)
私は前者!大好き!ってことを踏まえて読んでください。そりゃ好きな人が書けば偏るよ。褒めまくるよ。でも好きなの!
記憶にございませんは、総理大臣が記憶喪失になるところから始まります。
イメージチェンジをしていきます。記憶喪失の総理大臣は、めちゃくちゃいい人で、悪人のようなイメージを大富豪の革命のように変えていきます。
この物語には
オチがあります。
総理大臣は、【記憶を取り戻す】のです。
その記憶がもどってもそのまま、記憶にございませんのまま、行くのです。
【記憶にございません】と悪いことを誤魔化すのではなく
【記憶にございません】とイメージチェンジして革命を起こしていくのです。
面白いのはそこ!です。
【貴方がいまみている現実を誤魔化して終わるのか、自分の非を認めて改革して変えていくのか】
子ども時代の作文に答えがあった。
【世の中を良くしたい】それが純真な子どものときの願い。
忘れるんだよ。【初心を】みんな、みーんなね。
恋愛もそう、【出逢った時のときめきや喜び。恋に落ちた瞬間】を忘れないでいれば【同じ人】で永遠に【恋のループ】を繰り返すことも出来るのにね。
記憶にございませんには
私の憧れの女優【石田ゆり子】さんも登場しています。
約束を【記憶にございません】と誤魔化すのか、嘘を本当にするのか、はその人の【人柄】だ。【人間性】だ。もうそこしかない。
【外道】なら保身に走るんだろう。
記憶にございませんの総理大臣は、外道じゃ、なかった、ということ、なのかな?
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